土佐錦魚日記「トサキンにっき」

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2014年8月31日(日)
9月7日(日)は、当歳魚研究会と分譲会
2歳雄(昨年のG 2歳雄(昨年のO-@
2歳雄(昨年のC 2歳雄(昨年のH

 来週の日曜日に、トサキン保存会西日本支部では、広島市東区民文化センターにて、当歳魚品評会と一般の方を対象にした分譲会を行います。

 分譲会は、昨年同様に、品評会の結果が出そろった後とするため、12時開始となります。

 詳しくは掲示板に記載しているので、そちらをご覧ください。

 なお、今日撮影した写真の4尾の2歳雄魚は、当日分譲に出す予定でしたが、ある会員の方がヘルペスで2歳・親魚を全て失われたとのことをお聞きしたため、その方にお譲りすることにしたものです。

 分譲会の出品数は、例年通りを見込んでいて、他の会員からも多数出品されるはずですので、賑やかになる見込みです。ちなみに、うちからも当歳魚を主体に何尾かは出す予定です。 

2014年8月24日(日)
「どんぶり金魚」と「丸鉢土佐錦魚」の飼育原理

 少し前にNHKの番組で、東京海洋大学学長の岡本信明氏が、どんぶりで小さな金魚を1尾だけ飼う「どんぶり金魚」の室内飼育を2年以上続けているとのことを話されていました。
 
 この時はごく短い時間で簡単な紹介でしたが、丸鉢飼育の土佐錦魚に通じるものを感じて面白く思っていたところですが、先日、近所の書店で、この岡本信明氏の著による「どんぶり金魚の楽しみ方」という本を見つけたので、購入してみました。

 内容は、女性をターゲットに構成したかのような、白を基調に写真やイラストを多用した明るいタッチのもので、金魚をどんぶりで飼育することのみを、110ページにまとめて解説したものです。

 読み終えての感想は、最初に感じた通り、やはり「どんぶり金魚」の飼育管理は、「丸鉢による土佐錦魚の当歳魚飼育」と、そのポイントがほぼ同じという一言に尽きました。

 @出来るだけ表面積の広い容器に小さな魚を飼い、A毎日全量の換水をする、B餌は控えめで1日の量を決め、Cとにかく毎日魚の様子をよく観察し異常があればすぐ対処、C飼育容器には水以外は入れず、簡単な管理がリズムで行えるようにし、D家を留守にするときには予め換水し、その前から絶食する、等々と色々書かれています。

 考えてみれば、「どんぶり金魚」と「丸鉢の土佐錦魚」が同じ飼育ポイントを持つのには、当然の背景が見えてきます。

 水流を人為的に起こすことなく、丸鉢という限られた水量の飼育容器で、出来るだけ多くの魚を、継続的に健康に成長させるためには、毎日の全換水を日課として欠かさず行うことが、最も適しているという同じ結論に達するようです。

 毎日の換水によって、水質は一定のレベルを下回る前に、良い状態に毎日リセットされ続けるため、病気にもならず健康に成長を維持することに繋がります。

 一方、今年のうちの当歳魚飼育は、2日に1回の換水となっているので、どうしても水の傷みが激しすぎて、鰓捲れや顔の尖り不足など、気に入らない部分が多く出ています。

 土佐錦魚飼育は、手間をかけただけストレートに帰ってくるので、ごまかしが効かないのがつらいところです。

2014年8月20日(水)
広島市に集中豪雨被害も
R4尾(5/23孵化)

 昨夜から今朝未明にかけて、広島市安佐南区では、これまでに観測していない短時間の集中豪雨となりました。

 うちでも、昨夜は8時ぐらいから雷が激しくなり、今朝4時ごろまでは雷鳴と豪雨の激しい音で眠れない程でした
が、車で20分程度離れた地区では土砂災害が多発して、大変な被害となっています。

 今朝は5時過ぎには雨も止んだため、いつも通り換水後2日目となる10鉢の丸鉢は換水をしておきましたが、かなりの量の雨が入り込んでいるので、残り10鉢も明日には必ず換えたい雰囲気でした。

 今日の写真は、1鉢4尾となっているR(5/23孵化)で、1尾以外は尾芯の脇にわずかに皺を寄せるようになっていますが、粒揃いの魅力的な魚が揃っている感じです。
 このRは、1鉢7尾となった時点で、少しずつ欠点はありながらもバランスが良く素直な形質でハネ出すことができない資質を見せていたため、現在でも隣の鉢に3尾を進出させて残しています。
 
 他の丸鉢の当歳魚でも、ほとんどが欠点や癖が出ていて、完璧な品評会魚はいなくなってきていますが、良い資質を見せる魚を優先して残し、欠点が無いだけの平凡な魚は処分するようにしています。

2014年8月17日(日)
梅雨のような天気続き、半数以上を1鉢3尾に
C(5/8孵化)のうちの1尾 ゴルフ用レインウェア イタリアSENSIのサンダル

 お盆も過ぎましたが、今年は太平洋高気圧の勢力が弱く、前線が本州上で停滞して、まさに梅雨そのものの気候が、8月に入ってからもずっと続いています。

 天候が悪い日が多いため、朝夕の換水など日常の管理も大変ですが、降雨も多い中、最近大活躍しているのが、レインウェアとサンダルです。

 うちで用いているレインウェアは、ゴルフ用のもので、数年前の旧モデルで半額以下となっていたものをネットで購入して用いています。
 もともとゴルフのスイングを妨げないように設計されているだけあって、軽くて体にフィットして作業性に優れ、汗の水蒸気は透過して雨水は妨ぐ素材で通気性が良く蒸れ難く、なにより半袖で使えるように袖が着脱できる点が、まさに夏場の雨の中での丸鉢の換水にベストマッチで、非常に気に入っています。

丸鉢
J:3尾(5/18孵化) I-L3尾(4/21孵化)
B:1尾(5/5孵化)
@2尾(5/4孵化) 
@3尾(5/4孵化)
C:3尾(5/8孵化) I-T3尾(4/23孵化)
C:3尾(5/8孵化) E:3尾(5/8孵化)
G:2尾(5/8孵化)
C:1尾(5/8孵化)
F:3尾(5/8孵化) 
O4尾(5/22孵化) S:2尾(5/24孵化)
O2尾(5/22孵化)
M:1尾(5/22孵化)
M:4尾(5/22孵化) 235尾(6/6孵化)
R4尾(5/23孵化) I:1尾(5/18孵化) 
R3尾(5/23孵化)
I-L2尾(4/21孵化)
@1尾(5/4孵化)
I-L3尾(4/21孵化)
H:1尾(5/18孵化)
J:3尾(5/18孵化)
E:1尾(5/8孵化)
I-O:1尾(4/23孵化)
I-T1尾(4/23孵化)
I-L1尾(4/21孵化)

 もう一つ、雨でなくとも換水時にお気に入りのサンダルがあるので、ついでに紹介しておきます。
 これはイタリアのブランドのSENSIのシャワーサンダルで、昔からあるゴムサンダルのような重く排水性の無いものとは違って、二重底でメッシュとなっているため通気性と排水性が良く、非常に軽くクッション性も良い履き心地となっています。
 なお、うちでは屋上の炎天下に放置しているので、晴れているときは濃い色のサンダルは焼けて熱くなっているのですが、熱を吸収しにくい白色が選べるのも高評価です。

 さて、当歳魚の方は、それなりにサイズも上がってきているので、えら捲れ対策と低温続きでの成長の遅れも考慮して、まだ鉢には余裕があって少し早い感じですが、20個ある丸鉢のうち、13鉢で1鉢3尾としておきました。

 写真の当歳魚は、少しサイズが小さめなので、サイズアップも期待して3尾としたC(5/8孵化)の鉢の1尾です。
 この兄弟は全て顔が良く尾の大きな良い資質のものばかりでしたが、親骨の硬いものや片腹、左右の返しの違いや皺など、ここに来て色々と欠点が出てきて、今の所この1尾しか無傷の魚は残っていない状況となっています。
 この魚も、尾芯の右の方に弛みが出来つつあるので、品評会まで持つかどうかは微妙ですが、やや細身ながら良いバランスをしているので、気に入っている魚です。

2014年8月14日(木)
欠点が色々と・・・、1鉢4尾の所も半数
尾芯の右わきにはっきりと皺が  F(5/8孵化)のうちの1尾:7/21撮影 

 当歳魚は2日に一度の換水が続いていますが、どの鉢の当歳魚にも、色々と欠点や癖が出てきて、期待していたもののほとんどが品評会魚から脱落した感じになってきました。

 写真の当歳魚は、F(5/8孵化)のうちの1尾で、先月も一度紹介した魚ですが、あれからの3週間ちょっとで体付きやバランスは当歳魚らしいものに成長してきた反面、尾芯の両脇に小さな皺を寄せるようになってしまいました。

 尾芯の左わきは色抜けしているので弛みは見えにくいのですが、尾芯の右側は当初からあった皺の兆しが、ここ最近はっきりと形となって出てきてしまった感じです。

丸鉢
J:6尾(5/18孵化) I-L4尾(4/21孵化)
B:2尾(5/5孵化)
@2尾(5/4孵化) 
@4尾(5/4孵化)
C:4尾(5/8孵化) I-T4尾(4/23孵化)
C:4尾(5/8孵化) E:4尾(5/8孵化)
G:4尾(5/8孵化)
C:1尾(5/8孵化)
F:4尾(5/8孵化) 
O6尾(5/22孵化) S:5尾(5/24孵化)
O1尾(5/22孵化)
M:6尾(5/22孵化) 236尾(6/6孵化)
R5尾(5/23孵化) I:3尾(5/18孵化) 
R3尾(5/23孵化)
I-L3尾(4/21孵化)
@1尾(5/4孵化)
I-L4尾(4/21孵化)
H:2尾(5/18孵化)
E:1尾(5/8孵化)
C:2尾(5/8孵化)
I-O:2尾(4/23孵化)
I-T1尾(4/23孵化)
I-L1尾(4/21孵化)

 若干の弛みであれば、親骨を極めて来るとともに解消することも無くはありませんが、土佐錦魚の欠点や癖は、そのほとんどが好転することが無いのが難しい所です。

 
さて、選別の方は、先週あまり数を減らしていなかったので、前回の土日に思い切って減らしています。

 1鉢の尾数は、少ない所では4尾となっていて、選別もそろそろ先が見えてきた感じです。

2014年8月3日(日)
8月?・・・
I-T(4/23孵化)のうちの1尾 F(5/8孵化) のうちの1尾
 1鉢5尾  プラ舟の縁に卵が・・・

 8月に入ってこの3日間は雨が続いて盛夏らしくなく過ごしやすい気温になっています。

丸鉢
J:8尾
(5/18孵化)
I-L5尾
(4/21孵化)
B:5尾
(5/5孵化)
 
@5尾
(5/4孵化)
C:5尾
(5/8孵化)
I-T5尾
(4/23孵化)
C:5尾
(5/8孵化)
E:5尾
(5/8孵化)
G:5尾
(5/8孵化)
F:5尾
(5/8孵化) 
O7尾
(5/22孵化)
S:7尾
(5/24孵化)
M:7尾
(5/22孵化)
238尾
(6/6孵化)
R6尾
(5/23孵化)
I:7尾
(5/18孵化) 
C:5尾
(5/8孵化)
I-L5尾
(4/21孵化)
H:5尾
(5/18孵化)
I-O:5尾
(4/23孵化)

 台風の影響も強いようですが、あと1週間は梅雨のような雨が再々降る予報も出ていて、おかしな8月のスタートとなりそうです。

 8月というのに、昨日の朝は2歳雌魚が2尾同時に産卵していて、水温が25℃、小雨も降る春の産卵期のような気候で、季節外れの産卵となった感じです。
 この2歳魚は、同じ80Lのプラ舟で雌雄2尾ずつを同居させていますが、バシャバシャと舟の隅で産卵している様子は、産卵シーズンそのものの様相でした。

 当歳魚の方は、先週に思い切って尾数を減らしていることもあって余裕があったので、今週はあまり数を減らしていません。

 鰓捲れも小休止という感じで、丸鉢のコケの付き方も緩慢となって、管理しやすい状態ですが、雨の中でも2日に一度の換水と1日に朝夕各2回ずつの給餌を継続して、普段通りの管理としています。

 今日の写真の左上はI-T(4/23孵化)で、5尾を残しているうちの1尾です。
 この鉢の当歳魚は、体型が丸手で親骨の張りが強いものが多く、尾芯も高めですが、写真の1尾はどうにか現状で耐えている感じの魚です。

 写真右上は、F(5/8孵化)から5尾を残しているうちの1尾で、まだ体も細く幼い感じながら安定したバランスで、今後が期待できそうな魚です。
 同じ鉢の魚には、尾芯の脇に小さな皺が寄ってきているものが多く、この魚もその点が不安ですが、踏みとどまってほしいものです。

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