土佐錦魚日記「トサキンにっき」

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2015年1月4日(日)
飼育設備の整備
設置前 防鳥ネット増設後(右手前)  増設場所に再配置完了

 うちの飼育設備は、この12年で少しずつ使いやすいように改良したり、飼育槽を増強している状況ですが、屋上に設置しているため、特に防鳥フェンスは継ぎ足しでの増設を繰り返しています。

 この防鳥フェンスは、過去にも南と東にそれぞれ幅を広げてきましたが、今回は北に1.7m延長することとしました。(写真は奥が南)

 作業は年末の天気の良い3日間で行いましたが、合せて、10年以上そのままで長さが足らず、シリコンホースがタコ足配線になっていたエアーレーション分岐用の塩ビ配管についても、延長と三分岐の加工を行って、産卵時の孵化槽やブラインシュリンプ孵化用にも対応できる配置としています。

 なお、今回のフェンス増設部分には、周囲を波板などで囲いやすいよう設計していて、部分的に小型の保温室にもなるようにしています。

 また、うちでは、春、夏、冬で土佐錦魚の成長に合わせて、飼育設備が変化しますが、分かりやすいように、昨年の飼育設備の変化を時期別に図に整理してみました。(「土佐錦魚の飼育方法」のページにも掲載しています。図は上が南)

 そこそこの規模にはなってきましたが、他の著名な愛好家と比較すると小規模飼育と言えると思いますし、西日本土佐錦魚保存会には、これ以上の規模で飼われている会員が10人以上はいるので、本音はもっと大規模にしたいところですが、飼育管理の手間や時間を考えると、この辺りが限界だと感じています。

 また、600Lの貯水タンク(500L程度が使える状態)なので、夏には朝夕の1日2回の換水で1tずつ使っても、丸鉢とプラ舟は2日に1回の換水が精一杯の状況なので、これ以上の増設には貯水タンクの増設が必要となります。

2015年1月3日(土)
雪の新年、氷下の土佐錦魚
元旦の朝 氷の下の明け3歳(3日の昼)

 今年の新年は雪のスタートとなりました。正月の三が日は毎朝積雪があり、昨年に続いて波板を掛けずに越冬しているため、全てのプラ舟に氷が張る状況ですが、水中の土佐錦魚は底の方で死んだように動かない状況です。

 右の写真は、氷の下でじっと寒さに耐えている明け3歳となった素赤の雄魚です。尾の大きな丸手で返しも大きく、理想的なバランスを見せています。

 この魚は、水中の姿勢も安定しており、常に極めている状態で写真も撮りやすい魚ですが、尾筒の押さえや高さ、親骨の角度など、土佐錦魚のあるべき姿を示しているような魚なので、今年の産卵においての活躍を大いに期待しているところです。

2015年1月1日(木)
「西日本土佐錦魚保存会」スタート
西日本土佐錦魚保存会ロゴ 西日本土佐錦魚保存会 会員募集ポスター
会の理念が入ったロゴマーク A3サイズ会員募集ポスター

 新年を迎え、私の所属する「トサキン保存会西日本支部」も名称を改め、「西日本土佐錦魚保存会」となり、心機一転の装いです。

 今年からは、西日本土佐錦魚保存会の会長として、会の運営を任されることとなりました。40代半ばを前にした若輩者ですが、精一杯努めますので、よろしくお願いいたします。

 さて、先日の臨時総会では、会員の皆様には説明させていただきましたが、西日本土佐錦魚保存会が新体制となったことを契機に、これまでの運営上の課題改善として、3つの事項への取り組みを始めたいと思っています。

 一つ目は、研究会の内容をさらに充実させ、参加した会員全員が楽しく学び、意義の深い情報や技術を毎回持ち帰れる活動を目指したいと考えています。
 会員のレベルもそれぞれに高まっているので、一方的な押し付けではなく、各自が持つ体験や情報を共有し合い、その経験から新たな視点を見い出すような雰囲気になればと思っています。

 二つ目としては、会員間や他の組織間であっても、さらに交流を深めることを考えています。
 会員相互の関係強化のためには、巡回訪問形式の研究会を活動計画に組み入れていますが、その他にも、SNSやITを活用した繋がりの強化にも取り組むこととしています。
 また、昨年は全国トサキン保存会による全国大会が中止となりましたが、全国の愛好会組織全てが参加す形式の全国大会の開催を将来目標として、これに向けた組織間の連携強化に取り組みたいと思っています。なお、土佐錦魚発祥の地である高知の土佐錦魚保存会には特に中心的な役割を期待しているところです。

 最後に、品評会の審査基準についてですが、土佐錦魚の長所と欠点を数値化した評価点を設定して、評価表による得点で順位付けする方式に転換することとします。
 これまでは、審査基準や理想の土佐錦魚の姿が審査員によって異なることから、審査にぶれが生じ、他者には判断基準が理解されにくい状況だったので、審査結果を各項目の得点とともに公表できる形式に改めたいと思っています。

 また、組織としては、若い会員の募集に積極的に取り組むこととしたいと考えています。
 当会は若い会員が比較的多い元気の良い組織だと思いますが、次世代の育成は組織としても常に優先して取り組む必要があると考えています。
 新規会員募集にあたって、上のポスターを作成してみました。A3サイズでの印刷を想定して作っていますが、どなたでも自由にご利用いただいて結構ですので、各自のブログなどへ張り付けたり、印刷して観賞魚店や人目に付くところに掲示する等して、啓発にご協力いただければ幸いです。

 西日本土佐錦魚保存会の会員の皆様をはじめ、当サイトをご覧の皆様にも、これまで同様にご支援をよろしくお願いいたします。

 なお、これまでの「トサキン保存会西日本支部」のページを改め、「西日本土佐錦魚保存会」のページに更新し、2015年の行事予定なども掲載しています。
 入会の申し込みは、上記のページからお願いします。

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