土佐錦魚日記「トサキンにっき」

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2006年12月22日(金)
品評会DVD販売開始!

 先日、日記でお知らせしてから1月近くになってしまいましたが、ようやく「トサキン保存会西日本支部の第一回品評会のDVD」を、金魚一道さんのご協力によって、一般の方へ販売を開始する事が出来ました。

 金魚一道さんでは、店頭販売とともにホームページでの通販(土佐金のコーナー)でも販売されています。
 お問い合わせを頂いていた方々には遅くなって申し訳ありませんでした。会員以外でこのDVDを希望される方は、こちらでお求め下さる様、よろしくお願いいたします。

 なお、このDVDは土佐錦魚の普及と保存に少しでも役立てばと願っての販売ですので、価格もお手頃になっていると思います。
 土佐錦魚の品評会の見学が困難な方や、研究会には興味があっても敷居が高いと感じてなかなか参加に踏み切れない方など、土佐錦魚の理解の一助になれば幸いです。

 この一般販売用は、会員用に作成したものとはレーベルのデザインを変えて、親魚の部の優勝魚の支部長のガクトを使っています。(会員用のDVDについては、希望された方には既にお届け済みと思います)
 内容は、2006年11月19日に行われた「トサキン保存会西日本支部 第一回品評会」を撮影したもので、約35分の収録時間です。
 親魚の部、二歳魚の部、当歳魚の部がそれぞれ上位10尾、支部長の参考出品魚の8尾について、全ての魚評を1尾ずつ支部長が行う形です。
 土佐錦魚の見方や将来性などの解説の他、交配時の親魚としての選定ポイントなどにも触れてあります。

2006年12月18日(月)
トサキン保存会西日本支部の反省会

 昨日は「トサキン保存会西日本支部」の今年最後の行事の反省会でした。参加された会員の皆様、お疲れ様でした。
 いつもながら、非常に良い雰囲気で、楽しいひと時となりました。

 会合は夕方からでしたので、遠方の会員には参加が難しく、12名の会員の参加となりましたが、次年度は遠方からの参加を考慮して昼間に行う事となったので、来年はもう少し参加しやすくなると思います。

 今年の反省をもとに、その他にも色々と改善の提案があり、来年の活動はさらに良くなると感じさせる検討結果でした。早くも来年が楽しみです

 現在作成中の2007年の会報は、今回から製本化する事となりました。これまでの内容に加え、支部長が飼育に関わる項目を毎年連載し、カラーでの品評会結果のページを増やすつもりです。
 また、会報には事業結果と会計報告、来年の予算案などとともに、毎回の研究会の活動記録なども掲載する予定ですので、行事に参加できなかった方も、そちらを確認して頂ければ、詳細はお分かり頂けると思います。


 昨夜はこちらでは初めてうっすらと雪が積もる寒い夜でしたが、思ったほどの寒波ではなく、今朝の水温はは6℃でした。

 舟の青水もちょうど良い濃さになり、魚もほとんど見えなくなってきました。時折水温を確認する程度で、波板はかけっぱなしです。

 管理の方はほとんどなくなりましたが、会報の準備など、冬季もまだまだ忙しい日が続きそうです。

2006年12月13日(水)
冬囲い

 最近の広島は曇天続きで、日照不足となっていますが、青水は順調に濃くなり、魚影もはっきりとしないほどになりました。
 もう心配のいらない状態のようです。

 波板と青水の保温効果で、一昨日の朝の気温は4℃でしたが水温は8℃、昨日も7℃に対して10℃、今朝は8℃のところを11℃で、中の魚も調子が良いようです。

 舟の青水は、少し傷みが出始めて気になっていましたが、種青水が再び水槽で良い状態になってきたので、9日と10日に全換水をして再セットしておきました。

 その後は給餌をせず、波板もかけっぱなしとしていますが、種青水が今回は前回の3倍以上の濃さでのスタートだったので、3〜4日で簡単にここまでの色になっています。

 昨年も感じていましたが、良い種青水を常備していると安心ですので、この水の常備も考えておこうと思っています。

 こちらでは、この週末から週明けにかけて、寒波が来る予報が出ていますので、このまま給餌も行わず、冬囲いに入りそうな感じとなって来ました。

 また、今度の日曜日はトサキン保存会西日本支部の最後の行事の反省会が行われます。
 その席で、先日の品評会のDVD(会員専用のもの)をお渡しする予定ですが、これから時間を作って約20枚をコピーするつもりです。
 当日欠席のため、郵送を希望されている会員の方については、お手元に届くのは来週になりそうですので、もうしばらくお待ち下さい。よろしくお願いいたします。

2006年12月7日(木)
青水化5日目
2006年12月2日 2006年12月7日

 今朝の水温は波板の下で8℃、一日雨で水温も上がらず、今日も波板はかけっぱなしでした。

 5日前に開始した舟の青水化は、やはり昨年の屋上のように急速には進んでいません。
 ベランダの日照不足もさる事ながら、この数日の冷えと曇雨天には少し頭の痛い思いです。

 5日のうち3日は曇雨天で、日中も水温は上がらなかっため波板も取らなかったりで、給餌も合計で2回を僅かに与えた程度です。

 それでも、それなりには青水化が進んでいるので、これからの天候次第ですが、本格的な冷えが来る頃までにはなんとかなりそうです。

 右下の写真のように、フンもかなり溜まってきたので、日曜日に時間がとれればこれを網ですくっておこうかと思っています。

 ちなみに、この舟にはハイポネックスが基本量(10Lあたり10ml)の1.5〜2倍程度入っています。

2006年12月5日(火)
屋上の当歳2軍 その3

 今朝もさらに冷えて、波板の下では4.5℃。この3日間、朝の最低水温は毎日1℃ずつ下がっています。
 そのため、、今日も昨日に引き続いて、波板はそのままで2日目を過ごさせました。
 この低温続きで、青水化もほとんど進まず、明日以降は少し暖かくなるという天気予報に期待して、我慢の日々です。


 今日の写真も昨日と同じく、屋上の丸鉢で半放任飼育していた当歳魚です。昨日の魚とは兄弟魚でAの中から残している魚です。

 この魚は9月に当歳魚の品評会に持って行き、尾芯を右に振っているので5位となった魚です。

 品評会魚としてはそれ以上が狙えない魚ですので、種用と割り切った扱いに一転して、屋上の2軍でひっそりとここまで過ごしてきた魚です。

 丸々としていた腹もやせ、かなりスマートになりましたが、丸手の体型はしっかり維持しています。しかし、顔のつくりは改善していないようです。
 各ひれが大きく、太みもありますが、顔の上品さに欠け、しかもうちではあり余っている雄なので、おそらく来春は種としても活躍する事はないと思いますが、いいものを持っているのではないかと感じています。

2006年12月4日(月)
屋上の当歳2軍達 その2

 今朝も昨日よりさらに冷え、波板の舟も5.5℃でした。今日は日中でも10℃ちょっとまでしか気温が上がらない予報だったので、波板は取らず、給餌も無しとしておきました。

 さて、今日の写真も
屋上の丸鉢で半放任飼育していた当歳魚です。今年の当歳魚で最も多く残しているAの中から残している兄弟魚7尾のうちの1魚です。

 あれだけの給餌量の少なさで、この体型を維持しているきれいな丸手の魚で、目も体のラインの中に納まるすっきりとした顔をしています。

 褪色が非常に遅く始まり、11月に入ってからでしたが、赤が残ってもわずかだと思われるような褪色の進み方で、良くてもかなり白の多い更紗になりそうです。

 体型は良いのですが返しが甘く、さらに返しの出にくいとされる更紗になるようなので、改善はあまり期待できそうも無く微妙な感じです。こちらは昨日と違っておそらく2軍のままのようです。

2006年12月3日(日)
寒い一日、屋上の当歳2軍達 その1

 今朝の屋上の丸鉢はなんと2℃。波板をしている舟ではどうにか6.5℃でしたが、波板をとると水温も下がるので、今日は10時になるのを待って外しておきました。
 日中も水温は上がらず、8.5℃までで、非常に寒い一日でしたが、明後日はさらに下がる予報で、冬ごもりの近づきを感じさせます。

 今日の写真は屋上の丸鉢で半放任飼育していた当歳です。8月には尾が小さかったのですが、バランスが良く欠点が無かったので、どうしても手放せずEの中から残していたものです。

 久しぶりに見てみるとかなり良くなってきたので、舟での越冬組に格上げとしておきました。
 餌と換水の不足でサイズは非常に小さいままで、残念ながらほんのわずかに尾芯を左に弓なりにカーブさせるようになってきましたが、来年が楽しみな魚です。

 うちで残している当歳魚は、秋に追星が確認できたものが多く雄が非常に多いようです。8月に強制的に残す数を絞ったためか、成熟が早く尾が大きくなる雄が自然と多くなったようです。
 残している当歳では4尾の雌雄が不明なだけなので、来年は少し気をつけて、雌を確実に確保するためにも、晩成型の魚も残しておかなければ、と感じています。

2006年12月2日(土)
舟の換水

 今朝も寒い朝で、水温は6.5℃でした。小雨が降ったりで水温も上がらず、最高でも8.5℃まででした。

 水温が上がるのを待って換水するつもりでしたが、昼まで待っても水温は7℃までしか上がらなかったので、しかたなく換水を行いました。

 元水を10L残して、種青水は10L、これに、もう1週間も貯めてエアーを入れていた新水を60L足してのスタートです。

 写真は当歳魚の舟で、基本どおり10Lあたり1尾を入れています。種青水は10Lを用いただけなので、ほとんど色は分からないほどですが、底にいる魚は少しぼやけて見えます。

 右の写真の当歳魚は、11月18日の日記でも紹介したO氏の分譲魚で、特に来春の種魚として期待しています。この2日は給餌しておらず、餌をやっても1日1回を極少量なので、少し痩せてきたように感じます。

 今日は換水後に少量の給餌を行っておきました。

2006年12月1日(金)
青水の種水の作成

 今日からは12月。今朝の水温は波板の下でも8℃、明日からも冷え込んで月曜日は3℃の予報も出ています。
 さすがに冬越しの準備を急がなければと、あせるこの頃です。


 品評会が11月19日と遅い時期だった事もあり、それまでは大会の準備等で冬越しの準備が遅れていたので、大会翌日にやっと全ての魚を舟へ移動させましたが、まだ飼育水は青水になっていません。

 今年は、冬場は特に日照が少なくなるベランダ飼育での越冬となるので、この条件での青水作りが非常に不安でしたが、やはり水道水とこの日照量では簡単には青水になる兆しが無く、少し濁って白濁している状態です。

 うちでは青水の元になる種水も無く、どうしようかと思案していたところ、先日の外出先で、庭先のバケツに非常に良い青水があるのを偶然見つけ、これを持って帰る事が出来ました。
 
 ちなみにこの青水は、井戸水をバケツに入れて、夏から雨ざらしで放置していたものだそうです。田舎で日照条件も良く、雨水も入り放題という条件も手伝ってか、非常に良い状態でした。

 早速、これを種として培養してみましたが、思いの他短時間で良い状態となったので、日記でその方法を紹介します。

 種青水は2Lのペットボトルで持ち帰って、60cmのガラス水槽(60L)を用い、1週間土佐錦魚を飼育した舟の古水とともに入れて、ハイポネックス(液肥)を舟で使う量の倍量(10Lに対して20ml:今回は12ml使用)を加えました。
 
 水の動きがある方が早く良い青水になると思いますので、エアレーションを入れ、金魚に対して安全かどうかをチェックする役も兼ねて、睡蓮鉢に居たメダカを10尾入れてのスタートとしました。
 なお、水槽はスペースの都合上、ベランダのタンクの下に置いているので、残念ながら直射日光は当たりません。

 水槽は昼間は自然状態でも比較的明るくなりますが、さらに光量を十分に確保するために、メダカには申し訳ないのですが、3灯式の蛍光灯を水槽の上部に設置して、消す事も無く、昼も夜も照明を当て続けて、少しでも早い種水の増殖をはかってみました。

 写真はその結果で、4日目となる今日には既に使える状態まで培養できましたので、早速明日から舟に加えて使ってみるつもりです。

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