土佐錦魚日記「トサキンにっき」

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2007年5月31日(木)
稚魚のトレード

 今朝の丸鉢は14℃、舟が16℃。日中はともに23℃でしたが、風もあり体感的には肌寒い一日でした。

 稚魚@Aは容器に対して数が多すぎて、成長が非常に緩慢になってきたので困っていたのですが、Nさんに相談したところ快く引き取って頂けるとの事となり、代わりに先日の研究会の分譲魚(DE)を頂いて来ました。

 これで丸鉢は既に一杯となり、一番数の多い@Aを40L舟に入れていますが、こちらは今日からヒーターを外しています。
 週末の休みに時間が取れれば、これを選別して鉢に上げたいところですが、この2つはハネが選べないほどよく揃っていて、今後が楽しみです。

 一方、Bは今日初めての選別を行い、過去例が無いほどハネが多く、1/3にあたる約100尾のハネが出ました。
 二歳同士で夕方の採卵、精子はマヨネーズ状で、受精率こそ良かったものの、やはりその影響は大きかったようです。
 しかし、残した稚魚は全体的に太い体型で、こちらも今後が非常に楽しみな腹でした。

 さらに、今回導入したEは、無選別の状態ですが、@Aと同様にフナ尾や奇形などが見られず、非常に揃っていて、全て残せそうな感じを見せていました。
 ちなみに、このEは、Cと雄親が同じです。

 同じく今回導入したもう一方のDですが、写真の雌(4歳)に、2尾の雄(写真の更紗は3歳、もう1尾の雄は素赤で反しの良い3歳)をかけた子供がMIXとなっています。
 この兄弟達は、前回の分譲会では針仔の状態で5鉢分譲されましたが、混合比率は更紗雄:素赤雄=1:3程度の見込みで、そのためか大きさにかなりばらつきが見られました。

 
さて、今日で今月は最後の日となりますが、驚く事に今月の月別累計アクセスが、過去最高になっていました。
 HP開設以来、アクセス数は増える一方ですが、最近では毎日300人以上がコンスタントに見に来られていますので、今後もより良いHPとなるように頑張りたいところです。

モルタル丸鉢(日付は孵化日) 40Lプラ舟■
D50尾
(5/13
E100尾
(5/24
B200尾
(5/21
C40尾
(5/6
A約400尾
(5/19
@400尾
(5/19
2007年5月30日(水)
選別2回目

 月曜と火曜の丸鉢は、朝が14℃で日中が23℃。舟は朝が16℃で日中は丸鉢と同じく23℃でした。
 また、今朝の水温は霧雨の中で暖かく、丸鉢、舟とも18℃でした。夕方には22℃で金魚の成育にとって適温である20℃前後で推移しています。

 今日は久しぶりの激しい雨が降り込んでいたので、仕方なく夕方に稚魚の丸鉢を全換水しておきました。
 
写真の稚魚Cはこの3日で急に太みを増して、存在感が出てきましたが、これも換水に合わせて2回目となる選別を行なって、体の曲がりと尾の左右が不対称なものを主体にハネて、50尾から40尾に減らしています。
 丸で囲って拡大したものがこの中でのモデル的な姿だと思います。

モルタル丸鉢(日付は孵化日) 40Lプラ舟■

(空き)

(空き)
@800尾
(5/19
C40尾
(5/6
A約800尾
(5/19
B300尾
(5/21
2007年5月27日(日)
二歳魚

 今朝は予報の19℃よりかなり冷えて、丸鉢は14℃まで下がっていました。また、日中は非常に暑い一日となり、27℃まで上がりました。
 昼夜の13℃もの水温差ですが、稚魚は順調にブラインシュリンプで大きくなっています。

 また、最近の二歳、親魚も特に調子が良く、目先の良さを保ちながら腹が少しずつ太くなり、順調に成長しています。
 写真の2歳は、5/9の日記の素赤(当歳7位)、5/19の日記の白勝ち更紗(当歳4位)の2尾と兄弟魚です。
 親骨が柔らかく、尾の張りが弱いので、あまり目立たない魚でしたが、親になった頃にはもう少し良くなっているかと思わせる魚です。

 土佐錦魚の成長にとって最適な水温になってきた事で、今年も伸び盛りの時期に入ってきたようです。どの舟の魚も毎日の成長が楽しみな時期です。

2007年5月26日(土)
選別

 最近は朝も暖かくなり、一昨日から稚魚の丸鉢も保温の蓋をかけるのを止めていますが、昨日の朝で16℃、今朝は17℃となって、全く心配の要らない安心の水温となっています。
 一方、舟の方は丸鉢にくらべて、朝はいつも1℃水温が高い状態です。

 今日は、写真の稚魚Cの選別を行ないました。この鉢の稚魚は孵化後もうすぐ3週目に入りますが、選別は少し厳しく行って、75尾から50尾まで減らしています。

 拡大している丸の中の稚魚は、この鉢の中の1尾で、この時期のモデルではないかと感じた魚ですが、このようなタイプは数える位しかいないものです。
 今回の選別は、尾の角度を主体に、体の歪みや曲がり、目付きなどの不良も合わせてハネています。

 稚魚の体への負担ができるだけ少ないように、選別はいつも朝の空腹時に行なって、この時に合わせて丸鉢を更水で全換水するようにしています。

モルタル丸鉢(日付は孵化日) 40Lプラ舟■

(空き)

(空き)
@800尾
(5/19
C50尾
(5/6
A約800尾
(5/19
B約300尾
(5/21
2007年5月24日(木)
5日目の稚魚

 今朝も舟で18℃、丸鉢は17℃でした。日中は25℃で、3日連続して同じような水温の変化です。
 水温が高くなってきた事もあってか、二歳の雄だけの舟で、夕方には雄同士の追尾(追っているのは昨年の当歳優勝魚)が特に激しくなっていました。

 さて、今日の写真も
稚魚Aで、孵化後5日目となります。昨日の写真と比べても体が少し大きくなって、尾も(少し見え難いながらも)だんだんと形が見えてくるようになりました。

 また、期待している稚魚Bですが、少し立ち上がりが遅れていて、シュリンプの給餌も1日遅れていましたが、今日の夕方からなんとか与えれる状態で自由遊泳を始めています。
 ただ、この中には体の曲がりが見られるものが多いようなので、第一回目の選別では100尾ちょっとしか残らないように感じています。
 この数が半分になったとしても、どうにか一応は丸鉢で変える数になりますので、どうにかこの腹も大丈夫のようです。

2007年5月23日(水)
ブラインシュリンプで満腹

 今日の朝の水温は舟で18℃、稚魚のいる丸鉢で17℃でした。日中も昨日と同じように暑いくらいのひざしとなり、水温も25℃まで上がっています。

 稚魚の
餌は早朝2回と夕方1回の合計3回で、できるだけ孵化直後のブラインシュリンプを与えています。

 写真の上は昨日に続いて稚魚Aで、同じ条件の夕方の給餌後の様子ですが、たった1日でかなりしっかりしてきているのが分かります。

 下の写真は、丸鉢の稚魚Cです。こちらも腹いっぱいにブラインシュリンプを食べているのが分かります。
 この状態で夜を迎えるので、あまり冷やさないように今日も念のため保温の蓋をしておきました。

2007年5月22日(火)
ブラインシュリンプの給餌

 今朝の舟は17℃、蓋をしていた丸鉢は16℃でした。日中は気温も上がり、夕方の水温はともに25℃で、魚も非常に元気に泳ぎ餌を求めていました。
 昨日コケをほとんど落として全換水していた舟ですが、最近はイトミミズのみの給餌としているのため水の傷みが激しく、今日も夕方に再び2/3の換水をしておきました。

 写真は
稚魚Aで、昨日の写真の稚魚Bより1日半の早生まれとなります。Aは今朝で孵化後3日目、自由遊泳期に入りつつあるので、朝夕2回ブラインシュリンプを与えています。

 ちなみに、ブラインシュリンプを食べさせると、写真のように腹部が急にオレンジ色になって来るので、食べたかどうかの判断は、腹部の色で見るようにしています。
 ただ、出来るだけ残す事の無いよう、最小限の数で注意して控えめに与えています。

2007年5月21日(月)
続々と稚魚の孵化

 今朝は少し冷えて舟は15℃でした。ヒーターで20℃に加温している孵化用の40Lプラ舟では、産卵後3日目となる一昨日の朝@Aが孵化していたのに続いて、今日の朝にはBが3日半で孵化しました。(右の写真:B

 昨日の夕方、このうち@と、昨日の研究会の分譲稚魚Cを、モルタル丸鉢へ移していましたが、どちらも昨晩波板とプラ丸鉢を逆さにかぶせて保温していたので、水温は14℃で、稚魚も元気なようでした。

 分譲稚魚Cは、以前から後ろの大きさと反しの良さ、安定した泳ぎで非常に気に入っていた4歳となる雄魚と、目先と腹型の良い3歳になるガクトの子の組み合わせによる稚魚です。
 セオリーどおりに雄親から尾を、雌親から体型を引き継いでくれる子の出現を期待しています。
 ちなみに稚魚C
には、ブラインシュリンプを3回、ごく少量を与えておきました。

 また、昨日の研究会の記録を「トサキン保存会西日本支部 研究会活動報告」のページに追加しておきましたので、ご覧下さい。

モルタル丸鉢(日付は孵化日) 40Lプラ舟■

(空き)

(空き)
@1,000尾
(5/19
C75尾
(5/6
A約1,000尾
(5/19
B約300尾
(5/21
2007年5月20日(日)
研究会速報。

 今日の研究会も無事、晴天に恵まれて19名の参加で和やかな雰囲気のもと、盛会に行なわれました。

 今回は稚魚の分譲研究会で、孵化後2週間程度の1回選別済みのもの(60〜80尾で1鉢分)が20セット、より小さい無選別のもの13セットが分譲されました。
 この他にも今回研究会に参加できなかった会員の発送希望が、あと10セット分もあるので、少なくとも合計43鉢分が分譲される事となりますが、どれも本当に素晴らしい親を用いて得た稚魚なので、秋の品評会が今から非常に楽しみだと感じました

 稚魚はそれぞれの親が明示されていて、くじで選択する順番を公平に決めて、くじの順に希望のものを指定して持ち帰る方式としています。
 そのため、会員は各自で自分が導入したい形質をある程度選ぶ事ができ、分譲魚を出された支部長には非常に手間を取らせてしまいかなりの負担となったかと思いますが、おかげで将来的にも各自が自分の持ち魚の弱点を克服する近道となった事と思います。

 写真は研究会の最中に産卵が始まった雌を用いて、支部長が人工授精で採卵の実演をしているところです。会員は皆固唾を呑んで見まわっていて、熱心さが伝わってくるようです。

 その他にも、ミジンコとイトミミズの採集も行い、非常に充実した研究会となりました。


 詳細については、できるだけ近日中に「トサキン保存会西日本支部 研究会活動報告」のページに記事を追加する予定です。

2007年5月19日(土)
二歳の伸び

 今朝の水温は18℃ありましたが産卵は無く、明日の研究会では稚魚の分譲もあるので、もう雌雄を隔離して産卵は避けるようにしておきました。
 今日は降ったり止んだりのおかしな天気で、水温も21℃までしか上がりませんでした。

 先月の研究会で採集したミジンコは順調に維持できていて、丸鉢で1ヶ月の維持となりましたが、明日も再びミジンコの採集を行う予定ですので、このミジンコも廃棄して、丸鉢を稚魚のために明けてすっきりと綺麗にしています。
 今回のミジンコの維持は良い経験となり、今後の稚魚の育成にも役立ちそうです。
 
 写真は二歳雄魚で、昨年の研究会で4位だった魚です。秋以降に腹が細く目幅も広めになっていたのですが、最近給餌方法を変えた事も影響しているのか、ようやく写真のように体型を回復してきました。
 給餌方法は、産卵を促進させる目的で控えめの量にしている事と、春は夕方も給餌して1日3回だったものを、5月以降は1日に2回、与えるのは早朝のみで1回目はイトミミズ、2回目は鮎餌かイトミミズ、としていたのが影響したのかもしれません。


 雌魚であれば卵の影響なので特に嬉しい事ではないのですが、他の雄魚も皆同様に目先が良くなって腹が出ている事から、管理か環境に影響されているように思います。ほぼ毎日2/3を換水している事も良かったのかもしれません。
 どちらにしてもこれからの季節は、特に魚が成長して延びてくる(良くなって来る)時期なので、成長が楽しみです。

2007年5月18日(金)
今朝も、なんとか産卵

 今朝は昨日より少し暖かく、波板の下の舟は18℃で(無いところは16℃)、昨日の夕方採卵した雌で、あらためて採る事ができました。

 昨日のペアで追加を約500個、右のペアで約300個を人工授精で採りましたが、今日は昨日のものにくらべて、どちらも少し受精率が悪かったようで、夕方確認してみると90%程度の受精率で、少し無精卵が見られました。
 
 
今年は例年に無く暖冬の中で越冬し、3月が異常に暖かく、4月は再び冷えるという気候の中、他所では早くから産卵の声も聞かれていました。
 産卵が遅れているのは、管理面での失敗があるのかと随分と気をもませましたが、今となれば、やはり十分に低温にあっていない状態では、この気温ではまだ産めない状態であったようです。

 今回の産卵は、波板で早朝の採卵が可能なように保温をし、早朝の水温を高く維持した事と、大潮が重なった事で、何とかその気になったというところだと思います。
 狙っていたペアでの採卵が、5月中旬に実現でき、結果的に理想的な時期に採れたと感じています。

 うちでは丸鉢の数が少ないので、日曜日の研究会での稚魚の導入分を入れると、すでに定員オーバーとなる見込みですが、稚魚が立ち上がるまでは、もう少し気を抜かず、管理を続けていくつもりです。

2007年5月17日(木)
待ちに待った産卵

 昨夜は雨が降り続いたようで、波板の上にはかなりの雨水が溜まっていました。おかげで波板を掛けていても水温は16℃、朝の産卵は無しで、雌雄を隔離して出勤しました。

 夕方帰ってから確認すると、写真右の二歳の雌がひどく産みたそうに壁面を突き、けだるい動きなので取り上げてみると、卵をこぼす状態でした。

 夕方の受精はできれば避けたいのですが、明日までに全て卵をこぼす可能性もあるので、とりあえず300程度を産卵させておきました。

 雄は昨日の二歳と同一魚で、一番狙っていた掛け合わせです。昨日も同様だったのですが、二歳はまだ精子がマヨネーズ状で、とりわけ昨日も今日も写真の通り、精子の塊が底に沈む状態でした。
 写真は卵を舟に移した後、分かりやすいように黒い洗面器に移して撮影したものです。
 この状態のものでも、今日の夕方、あらためて確認しても、昨日の卵の受精率がほぼ100%だったので、とりわけ心配はしていませんが、可能であれば明日の朝、念のため同じ組み合わせで取るつもりです。

2007年5月16日(水)
ようやく遅い春

 今朝、今年初めての産卵がありました。昨日から明後日まで4日間の大潮に合わせて産卵させるため、一昨日の夕方から夜間に波板を掛けて保温に努めていたのが良かったようです。
 また、この2日間は昼以降の給餌を中止し、夕方から朝までの雌雄同居として、仕事中の産卵を防いでいます。

 今回産んだ雌は、いずれの写真でも右側の二歳魚(同一魚)で、昨年の会の分譲魚から唯一残していた魚です。
 現在いる4尾の雌魚では最も腹が細かったのですが、意外にも一番早い産卵となりました。

 掛け合わせた雄は2通りで、それぞれ人工授精させてホーロー洗面器ごとに卵を分けています。
 左の四歳となる雄はこれまでにどの雌と掛けても良い成績だった事から、将来的にこの雄の血を引く子が増えて血が濃くなってくる事も気にしながらも、保険の意味で合わせておきました。
 右の二歳雄魚は5/9の日記で紹介した魚で、この魚はこれからの事も考えて、どうしても採っておきたかった魚ですが、本来は他の雌と掛ける予定なので、こちらも保険的な掛け合わせで、今日の産卵はどちらも試し採りのような位置付けです。

 今朝はどんよりとした曇り空で、波板の下の舟は20℃(昨日は波板の下:18℃)もあり、全ての雄魚が激しく追尾を行なっている姿が見られたので、今後もとりあえず一安心です。
 ちなみに昨日と一昨日は朝が冷えて、波板が無いところでは水温は12℃でしたが、日中は25℃まで上がっていました。

 卵はいつも通り20℃設定で加温し、極軽いエアーを水面付近でかけ、メチレンブルーを数滴入れて遮光しています。
 夕方確認すると、卵はほぼ全て透明になっており、各洗面器の産卵数は500〜1,000位のようです。

2007年5月12日(土)
朝の冷え・・・

 9日に続いて10日は同様に暖かく、水温は朝16℃、昼25℃で、この朝はトップページの4歳となる素赤の雄が今年初めて追尾行動を確認できました。

 その夜、O氏から電話があり、次回の研究会の件の打合せや、今年の産卵などで色々と情報やアドバイスを頂きました。研究会での稚魚分譲は希望者が非常に多く、この時点で20鉢分を超える申込みで、今回も盛況な研究会となりそうです。

 また、うちの産卵が遅れている件についても、他の広島の会員でもまだ取れていない方もあるそうで、特にうちのように「仕事の都合で朝5時半〜6時の世話では、水温が低すぎて、まだこの時期の産卵は難しいのでは?」、また、「土佐錦魚はあまり潮と関係なく産む金魚だが、今週末は気温も低く潮が悪すぎるし・・・」、「5月中に採れれば、後の成育も全く影響は無いので、無理に加温などせず、ゆっくり採った方が良い」とも言われ、自分で思っていた事と同じ考えで、非常に心強く感じました。
 
 その他、実際の産卵でのテクニックなども触れて頂き、非常に有意義な1時間で、すぐにでもこれからの産卵に導入してみようと思っていたのですが、昨日と今日はこれまでと一転して寒い朝となり、ともに朝は12℃、日中も21℃までで、どうも水温と週末(世話の出来る時間)と潮、魚の成熟がかみ合わず、今年はゆっくりのスタートのようです。
 明日は少しは暖かくなる予報ですが・・・。

2007年5月9日(水)
暑いほどの日

 この3日間、朝の水温はいずれも16℃で日中は25℃と、春を通りこした暑いほどの日が続きました。

 連休の後半では追尾がおさまっていたので、月曜から雌雄を再び別居させていましたが、今日は2歳が激しく雄同士で追尾を繰り返していたので、夕方から再び雌雄を同居させています。

 写真の二歳雄魚は最も激しく追尾していた魚で、昨年の品評会の7位の魚です。目幅が気になりますが、尾筒の太み、尾の後の大きさ、反しの良さから掛け合わせに使うように計画していますが、そろそろ準備が出来てきたようです。

 ただ、明日はあまり気温が上がらず、明後日からは朝の気温が12〜13℃と低く、潮も悪いので、おそらく5月中旬までは産卵は無いように思います。
 うちでは平日の日中には様子を観察する事ができないので、昼に産卵されると対処できないので、同居は早々に解除する事となるかもしれないので、今回の同居は一応・・・という感じです。

2007年5月6日(日)
ミジンコの卵

 昨夜からの雨で、今朝は暖かく水温は18℃、日中は曇りがちでしたが少し上がって21℃でした。

 導入から3週間目となったミジンコですが、土佐錦魚を飼っていた古水を用いた丸鉢3鉢では十分な発生量をまだ維持していますが、その量はピーク時より少し落ちてきています。
 ミジンコの寿命は2〜4週間程度とされているので、当初の導入個体はそろそろ死滅して、代が完全に変わっていると思われますが、あわせてミジンコにとっての成育環境も悪くなってきたようで、耐久卵がかなり水面に目立つようになって来ました。

 上の写真は水面に浮かぶ耐久卵で、ミジンコは生育環境が良い時は単為生殖して子供を産みますが、環境が悪くなったり餌が少なくなると耐久卵を産んで、乾燥や低温条件でも生き延びて、再び環境が良くなった時に孵化する生態を持っています。

 この耐久卵をティッシュペーパーで水面を一瞬覆い、水とともに採取したのが下の写真です。ペーパーは4つ折り状態ですので、クリックして見える写真は実物より若干大きめのほぼ実物大です。(さらに拡大したのが左上部の円内のもので、外観では分かりませんが、1つに卵が2個ずつ入っています)
 耐久卵はこの状態で一度乾燥させて、再び必要となった時に水に戻して孵化させる時の種用に用いるつもりで集めてみました。
 雨でほとんど流れましたが、今日一日で500個は楽に採れています。

 ちなみに、耐久卵の孵化日数は、水に戻して1日後から数日後までと、その期間がバラける事が知られています。いろんな条件に適応して全滅を避ける知恵を感じさせる特徴です。

 なお、ミジンコの成育には水温20℃前後、pH7が適していて、pH6まで下がると全滅するそうです。
 また、成虫1匹のミジンコが1日に30mlの水を濾しとって浄化する事が知られているので、丸鉢1個30Lでは、1,000匹のミジンコがいれば、1日で浄化してしまう事になります。

2007年5月5日(土)
今日も産卵は無し・・・。

 今日は薄曇で湿度の高い一日で、水温は今朝が14℃で日中は24℃、昼には再び各舟で追尾が確認できましたが、結局今日も産卵はありませんでした。
 うちの土佐錦魚は雄が圧倒的に多く、雌は4尾のみなので、どの魚もまだ十分ではないようです。

 数多く飼っていないため、こういう事があるのは自然な事で、特にあせってはいませんが、
おかげでゆっくりとした連休で、先月の研究会以降散らかっていた家の中を、色々と片付ける事ができました。

 写真は、4/30から4回連続で紹介してきたうちの雌魚の最後の1尾ですが、これまでの4尾の雌魚達はどの魚も抱卵でふっくらとして、より良い魚になったように見えます。
 産卵後もこの体型を維持するように出来ればと思っています。

2007年5月4日(金)
暇な連休・・・。

 特にニュースも無いので、日記も滞っていました。この3日間の水温を振り返ると、2日の朝は少し暖かく15℃で日中は21℃。3日はまた冷えて朝12℃と日中が22℃。今朝は16℃で日中は21℃でした。

 朝の水温がもう少し上がっていれば産卵となっていたかもしれませんが、雌の腹部は柔らかくなったり硬くなったりで安定せず、手にとって見ても産卵管が出ていたものが再び引っ込んだりと、産もうとすると冷えが邪魔をするような感じです。

 一方、雄の方は、2日に全ての魚で追尾行動が確認できましたが、常に追尾しているわけではなく、2日の朝には追尾していた多くの魚が、今日は追尾しなくなっています。
 
 明日昼からは雨となる予報で、日中の水温もあまり上がりそうも無く、このまま5月中旬の大潮まで延期する可能性が高くなってきました。

 写真は今年最も期待している二歳雌魚ですが、写真の通りの腹となっていて、2日の昼にはかなり追われて浮かびがちで、今も十分腹が柔らかく産卵管も出ているので、いつでも産みそうなのですが・・・。
 さして管理も無く、今年は暇な連休となっています。

2007年5月1日(火)
雨の朝

 今日から5月です。あたたかな雨の朝でしたが、結構降っていて、水温は昨日に続いて12℃。
 日中は19℃まで上がっていましたが、昨日のような暑いほどの陽気は無く、追尾は少し沈静化したようです。

 写真は昨日に続いてI氏の系統の雌魚で、こちらはさらに、はち切れんばかりの腹をしています。
 ここ数日の給餌は、イトミミズが無くなったので、鮎餌を控えめに与えていますが、食欲は尋常ではない感じです。
 明日はNさんに無理を言って共同購入させて頂いているイトミミズが届くので、明後日からはイトミミズに戻すつもりです。 

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