土佐錦魚日記「トサキンにっき」

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2008年8月31日(日)
A5尾(5/11 F5尾(5/20

 今日で8月も終わり、この1週間は朝の水温も20〜23℃、日中は28℃までの過ごしやすい温度帯で推移しています。
 ただ、天気は曇り勝ちや雨が多く、今日が一日まともに照ってくれたのみという印象でした。

 この天気が影響したとは思えませんが、どの鉢でも急に皺が出てきて、品評会用に期待していた写真の2尾もこれで出場停止となっています。

 週初めに、どの鉢でも5尾に減らしていることが、相対的に餌の量が増える結果となり、泳ぎも抑制されたのかもしれませんが、毎年この時期には皺が多く出てくるので、今年もその時期になってきたようです。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:5尾(5/23) F5尾(5/20 N7尾(6/19) B:5尾(5/10) O7尾(6/28)
H5尾5/26 C5尾(5/11 D5尾(5/17 A5尾(5/11   

 昨年の日記を見返してみると、残念ながら今年は昨年にも増して魚の出来が良くないように思われます。

プラ丸鉢●
P7尾(6/28) K:5尾(5/27) G2尾5/26
+
Mix:3尾
 J5尾(5/27
 種親として、来年に繋がる形質を持つ魚は、上の写真のように昨年のレベルは上回っているようですので、早くも来年に期待を残して、今年の8月は終了といった感じです。

 下の写真はハネを一時的にすし詰め状態でストックしている80Lの放任プラ舟ですが、40尾も入っていながら、1週間換水せずとも、この状態で保っています。

 今日はホテイアオイが3つ花を咲かせていましたが、この植物による浄化作用が非常に大きいようです。ホテイアオイは富栄養化して問題となっている湖沼の浄化にも導入した例があるほどですが、期待通りうちでもどんどんランナーを伸ばして増えて大活躍です。
 
 来月は当歳魚研究会(品評会)と分譲会が併催されますが、もちろんこのプラ舟に入れているようなレベルの魚は出品できないので、当歳魚ではうちで今いる各鉢5尾の中から不要な形質のものを出す事となります。
 残り5尾に絞った今の状態では、すでに残すべき魚は鉢の中で決まっていますが、皺や思わぬアクシデントが出ないことを祈るばかりです。
2008年8月24日(日)
小さな当歳魚

 今週も日記が滞っていますが、日々の管理だけはなんとか行って、丸鉢は毎朝13鉢を全換水し、コケも全て落としています。
 夜間がめっきり肌寒くなってきて、今日は日中でも陽がしっかりと当たりながらも、影では涼しさを感じさせる気候で、貯水タンクの水は30℃まで上がっていましたが、影がある丸鉢では水温は27℃までしか上がっていませんでした。

 これまで、小さい小さいと言いながら、しっかりと体長を測っていなかったので、今日はスケールとともに撮影してみました。
 写真はクリックすると実物大になるように調整していますが、うちの当歳の中では大き目のサイズとなる左のA(体長5.5cm)と、6月の採卵となるNOPを除くと一番小さい当歳魚となる右のH(体長4.5cm)です。

 左のA7/26の日記の魚と同じで、右のH7/27の日記の魚と同じ魚です。この1ヶ月でこれだけの変化を見せてはいますが、実物大でまだこのサイズです。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:6尾(5/23) F6尾(5/20 N8尾(6/19) B:6尾(5/10) O8尾(6/28)
H6尾5/26 C5尾(5/11 D5尾(5/17 A6尾(5/11   

 右のHは、このサイズで、この体型と尾をしているので、小さいながらも土佐錦魚の形になっている面白い魚ですが、左のAは逆に、顔の尖りと親骨の極めがいかにもまだ幼く、まだまだこれからの魚で、冷え込んできてからが楽しみな魚のようです。

プラ丸鉢●
P8尾(6/28) K:6尾(5/27) G3尾5/26
+
Mix:3尾
 J6尾(5/27

 今日も6月孵化の当歳を少し減らして、若干場所の変更も行い、表の通りの尾数と配置にしています。

2008年8月21日(木)
秋の気配

 丸鉢の水温計は、一昨日は23℃で急に肌寒くなった事に驚かされましたが、昨日はさらに21.5℃、今日はなんと20℃を指しており、寒く感じる程の朝となっています。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:6尾(5/23) F6尾(5/20 O10尾(6/28) B:6尾(5/10) N10尾(6/19)
H6尾5/26 C5尾(5/11 D5尾(5/17 A6尾(5/11   

 当歳魚は日々見違えるように太って来て、1鉢の尾数をどんどん減らしていますが、この冷え込みが二歳魚には堪えたようで、白雲病を生じさせた2尾を見つけた事にはさらに驚かされました。
 うちでは、越冬時しか白雲病は出たことが無かったのですが、ここ1週間の曇雨天続きがここまで影響するとは・・・。

プラ丸鉢●
P9尾(6/28) K:6尾(5/27) G3尾5/26
+
Mix:3尾
 J6尾(5/27

 当歳魚は、この数日で再び数を絞った他、1鉢の中に品評会候補が居なくなったJKはプラ丸鉢に降格させています。

2008年8月17日(日)
曇天2日

 昨日と今日は曇りがちで、時折雨も降る天気となり、それまでの暑さが急に和らいで、「猛暑も一休み」といった感がありました。
 今日の水温は、朝24℃、日中でも27℃までしか上がらず、土佐錦魚にとっては非常に過ごしやいようで、食欲も普段以上で、日中も活発に泳いでいました。

 これまでの天候が暑すぎて、当歳魚は腹出しどころかサイズアップもままならなかったのですが、ここに来て(特にこの2日間で)、明らかにサイズアップを感じさせてくれる成長を見せています。

 この土日には、時間にゆとりがあったので1日3回の給餌を行なった事もさることながら、酷暑と言えるほどの暑さが和らいで、どちらかというと秋の気配を見せていることが当歳の成長に大きく影響したように感じています。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:7尾(5/23) F7尾(5/20 O10尾(6/28) B:7尾(5/10) N10尾(6/19)
H7尾5/26 K:8尾(5/27) J8尾(5/27 A7尾(5/11   



 写真は、7/25の日記で「二歳の褪色」と題し、色変わりの変化を写真4枚で紹介した魚で、あの時から約1ヶ月後の今日の姿です。

 今日の夕方、夕立後に撮影したためやや不鮮明ですが、雰囲気がかなり良くなっています。

プラ丸鉢●
P9尾(6/28) C5尾(5/11 G3尾5/26
+
Mix:4尾
 D6尾(5/17

 褪色直後には薄かった体色も、今では濃い赤に変わって少し太みも出てきたようです。

 その他、今日も換水時に丸鉢内の当歳魚を若干数を減らして、表の通りとしています。

2008年8月15日(金)
フルフラット化

 この3日間、炎天下の下、防鳥フェンス・ネットと換水用の給水配管を変更し、当歳の丸鉢を全て地上10cmの高さに下げ、全ての飼育施設の水面をほぼ水平に設置し変えました。

 従来のフェンスでは、飼育スペースの都合でやむなく高低差をつけて千鳥に丸鉢を配置して、無理やり詰め込んでいました。
 この状態では、覆っているフェンスやネットの支柱に近すぎて常に影が出来ている状態で、日あたりは非常に良くとも、当歳魚があまり鉢を回って泳がなかったのが非常に気になっていましたが、今回の変更直後から、目に見えてよく泳ぐようになって、わずかな違いが大きく影響することに改めて驚かされます。

 右の写真はLで、30cmの洗面器に上げて換水中の写真です。1鉢に8尾ですが、画像からも分かるとおりまだ非常に小さいサイズですが、うちでは最も大きい部類のサイズとなります。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:8尾(5/23) F7尾(5/20 O10尾(6/28) B:7尾(5/10) N10尾(6/19)
H8尾5/26 K:8尾(5/27) J8尾(5/27 A8尾(5/11   

 この時期はどの鉢でも、期待していた魚に皺などの欠点が出たり、逆に平凡な魚が伸びてきたりと、毎朝の換水時に洗面器を確認しては一喜一憂の日々です。
 

プラ丸鉢●
P9尾(6/28) C5尾(5/11 G8尾5/26
 D6尾(5/17

 今回の施設変更で、鉢の配置も若干変更しています。

2008年8月12日(火)
熱い貯水タンク

 今日も一日中陽があたる良い天気で、水温もうなぎのぼり。貯水タンクは夕方には35℃もあり、飼育槽より5℃も高く、換水に支障が出るほどでした。
 今年の暑さはかなりのものですので、タンクの遮光も考える必要がありそうです。

 写真の当歳魚は、昨日に続いて初紹介の魚で、こちらはC
の中の1尾です。
 昨日の撮影なので、昨日の魚と同様に、イトミミズの無い影響もあり、腹も細くなり顔も悪くなっていて気に入りませんが、こちらも柔らかい尾で素直な魚です。
 尾筒が太くバランスも良いので、今後崩れたとしても、来年まで残す魚にはなるかと思います。

 今日は、夕方の給餌からイトミミズの給餌が再開できたので、お盆休みの間に失った目先と腹出しに再チャレンジです。

2008年8月11日(月)
当歳魚の褪色

 今日の写真はDの1尾で、うちで残している中ではかなり早く褪色が始まった魚です。
 この鉢の魚がうちでは一番大きいので、今年は昨年よりかなり小さく育っています。
 両親はともに当歳魚の夏に褪色しているので、この兄弟達も続いて褪色を始めると思います。
 尾筒が太く、柔らかい尾で素直な魚ですが、細かく見れば、渡りが短く返しが甘いこと、尾を下げそうな気配と桜尾にもなりそうな雰囲気がありますが、種親としては残せそうな資質を備えているように感じています。

 顔がやや気になる魚ですが、イトミミズも明日の夕方まではお預けとなったので、明後日からの給餌で挽回する予定です。

2008年8月10日(日)
30万アクセス!

 気が付けば30万アクセスを超えていました。最近は日々の日記の更新が出来ないことが非常に気になっていましたが、ご覧頂いている方には、それでも日々チェックしていただいているようで、かえって申し訳なく思っています。

 真夏の陽射しの中、今日の丸鉢は37℃まで水温が上がっていました。
 この暑さの中、当歳魚は日々少しずつサイズも大きくなってきましたが、この3日間はイトミミズが無くなり、成長も留まっています。
 明後日までの都合5日間は、鮎餌を与える事となるので、少し気がかりもありますが、1ヶ月前も同様に鮎餌を与えているので、今回は少しは加減が出来そうです。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:8尾(5/23)  F8尾(5/20 O12尾(6/28) A8尾(5/11
H8尾5/26 K:8尾(5/27) J8尾(5/27  B:7尾(5/10) 

 当歳魚は、この1週間では数をほとんど減らしていませんが、いくつかの鉢では若干減らしておきました。

プラ丸鉢● モルタル丸鉢
C5尾(5/11 G8尾5/26 N10尾(6/19)
 D6尾(5/17  P10尾(6/28)

 

 

2008年8月4日(月)
緑座?黒座?
K:9尾(5/27) B:8尾(5/10)

 今日も曇りがちでしたが、しっかりと水の傷みは進み、当歳は毎日の換水、二歳以上のプラ舟は2〜3日での換水が続いています。

 今日の写真の2尾は、どちらも先週紹介した魚とは異なる魚です。

 左の
Kのうちの1尾は、右の金座に緑がかった黒い斑点がある特徴的な魚です。
 土佐錦魚の稚魚には、時折変わった形質が出るものですが、この魚もどうなっていくか観察してみたいと思っています。

 右のBの鉢の1尾は、際立った特徴は無いやや片腹の魚ですが、この鉢の兄弟はともに目先が良く、尾が柔らかく素直な魚が多く、しっかりと両親の形質を見せ始めてきました。 

2008年8月3日(日)
当歳の1週間の変化
H5/26孵化
7/27:9尾 8/3:8尾

 今日は少し曇りがちの一日でしたが、それでも水温は33℃まで上がっています。

 昨日の日記でも書きましたが、この1週間の変化で、写真のHも少しの変化ですが印象がかなり変わってきています。

 昨日の日記のFと同様に、週初めの3日間は鮎餌での飼育だったこともあり、ずっとイトミミズのみで飼育したものとは、やはり目先や目幅に若干難点も見られますが、それぞれ良い資質を見せはじめて来たようです。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:8尾(5/23)  F8尾(5/20 O14尾(6/28) A9尾(5/11
H8尾5/26 K:9尾(5/27) J8尾(5/27  B:8尾(5/10) 

 他の鉢の当歳は、イトミミズの節約も兼ねて週初めに尾数を減らして、現在はそれぞれ8〜9尾が主体としています。

プラ丸鉢● モルタル丸鉢
C6尾(5/11 G8尾5/26 N14尾(6/19)
 D6尾(5/17  P11尾(6/28)

 サイズが小さいうちから早めに数を減らすのと、泳がなくなる事が多いので、非常に抵抗があったのですが、今年の異常な高温では、うちの屋上は日が強く当たりすぎ、水の傷みも早く、エラまくれなども時折出ているので、思い切って減らしています。

2008年8月2日(土)
もう8月
F5/20孵化
7/26:9尾 8/2:8尾

 気が付けば8月に入って、毎朝26℃、日中は34℃の水温変化が、この一週間は毎日安定して繰り返されています。

 今週もイトミミズは十分に与える事が出来ず、2〜3日は鮎餌に頼り、7月30日夕方より再びイトミミズの給餌となっています。

 当歳魚はまだまだ非常に小さめですが、ようやく少し横への成長が始まり、尾も少し大きくなって、この1週間で雰囲気が違って見えるようになってきました。

 写真のFの2尾は先週紹介したものと同じ魚で、この鉢も雰囲気が変わってきています。ただ、右の尾を少し振っている方が、尾芯わきに皺が少し目立ってきました。

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