土佐錦魚写真館2006年

2006年の写真から気に入ったものをまとめて紹介しています(No.と撮影日を併記しています)
〜サムネイル表示ですのでクリックすると拡大します〜

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2006年 うちの土佐錦魚:四歳魚 

gallery-S001(2006/6/3)

gallery-S002(2006/6/3)

gallery-S002(2006/6/3)
上3枚は同じ魚で、白勝ちの更紗四歳雌魚です。この魚は冬越し時に完全に転覆して、2006年の産卵には用いませんでした。水温が上がった6月には、ここまで回復してきましたが、右の親骨の先の方には転覆時の後遺症で曲がりが出て、泳ぎも少し突込み気味ですので、夏の飼育規模縮小の際に処分しました。良い雌親として三歳時に活躍しましたが、その血を引く魚は2007年1月現在で1尾を残すのみです。紅白の境のはっきりとした発色の良い土佐錦魚はやはり目を惹きますので、いつかはこのような模様を再現してみたい魚です。

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2006年 うちの土佐錦魚:三歳魚 

gallery-A001(2006/11/20)

gallery-A002(2006/10/15)

gallery-A003(2006/8/15)

gallery-A004(2006/8/15)
gallery-A005(2006/8/3) gallery-A006(2006/4/8)
上6枚は同じ魚で、丸手の雄です。胸鰭、背鰭など、ひれが非常に大きく、大きな反転で気に入っている魚です。前年同様2006年も雄親として大活躍させた魚で、この魚のおかげで優秀な仔を多く得られました。昨年の冬には褪色の兆候が見られていましたが、なかなか進まず、この1年をかけてようやく色変わりを終えた魚です。左上は褪色末期でこの時点ではほぼ素赤ですが、現在はもう少し白が増しています。気になる尾芯わきの2本の大きな皺は、一度は綺麗に抜けてA005のようになりましたが、その後再び出てきました。これさえなければ品評会魚なのですが、それ以上に種親として十分に活躍している魚で、本当に大切にしたい魚です。向きを変える時に、一瞬土佐錦魚独特の素晴らしいシルエットを見せるため、そのシーンをこれまでに2度トップページに飾っています。

gallery-A007(2006/11/2)
gallery-A008(2006/8/3) gallery-A009(2006/1/23)
白勝ち更紗で尖った顔と綺麗な腹型が魅力で導入したI氏の魚、雌魚です。導入時のA009では尾が小さかったのですが、徐々に大きく伸びてきた魚です。ただ、同居させている他の魚に合わせた給餌量としていたためか、目幅を出してしまい当初のシャープさを失ってしまっています。この丸い体型で親骨も少し前に来ているため、やや突っ込み気味の泳ぎですが、2006年は良い仔を得られたので、今年も使う事があるかもしれません。2007年1月現在では、上の雄魚との掛け合わせで得た仔を最も数多く残しています。

gallery-A010(2006/4/8)
gallery-A011(2006/6/6) gallery-A012(2006/4/29)
上の3尾はそれぞれ特徴的な魚で、左端の雌魚は顔の尖りが際立っており、真ん中は典型的なT氏の魚で雌魚、右端は非常に大きな尾の雄魚です。2006年の採卵にそれぞれ用いてみましたが、掛け合わせの結果を十分に確認する前に、夏の規模縮小時に手放しています。これらの形質も、良い部分は積極的に導入してゆくつもりだったので少し残念です。

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2006年 うちの土佐錦魚:二歳魚 

gallery-B001(2006/11/23)

gallery-B002(2006/11/23)

gallery-B003(2006/11/19)
上3枚は同じ魚で、トサキン保存会西日本支部の第一回品評会(2006年)で二歳の部優勝魚に選ばれた魚です。顔の尖りと口先から腹にかけてのラインが見事で、褪色が遅い親から生まれた事もあり、まだ黒いままで存在感があります。当歳時から小さめで2006年に急に伸びてきた魚だったため、産卵にも用いた事がなく雌雄の判断にやや不安がありますが、どちらであっても2007年には是非使ってみたい魚です。

gallery-B004(2006/11/3)

gallery-B005(2006/11/2)

gallery-B006(2006/10/21)
上の3尾は2007年1月現在で手元に残している魚です。何れも特徴があり、左端の雄魚は尾の張りが良いのですが親骨が硬く、中央の雌魚は丸手の体型と親骨の押さえが良いのですが筒が詰まりすぎて顔も崩れている、右端の雄魚はガクトの子で尾の大きさと反しで残していますが桜尾で尾芯の先が消えつつある、と優れた点とともに大きな欠点も併せ持つため、うちの規模では長く残せる余裕がない状況ですし、2007年は明け二歳で採ってみたい魚が多くいるので、活躍する事はあまりないまま手放す事になるかと思います。

gallery-B007(2006/10/21)

gallery-B008(2006/10/21)

gallery-B009(2006/6/23)
上の3尾は何れも既に手放した魚です。左のB007は雌魚でS001の子、他の2尾は雄魚でともにガクトの子です。中央のB008は特に顔の尖りが際立っており、右のB009も春以降尾が急に大きくなった魚で、この2尾は出来れば手放す事無くその後の変化を追っておきたい魚でしたが、規模縮小でやむなく・・・でした。

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2006年 うちの土佐錦魚:当歳魚 

gallery-C001(2006/11/23)

gallery-C002(2006/11/23)

gallery-C003(2006/11/23)
上の左端C001は、2006年の品評会で当歳魚の部の優勝魚で、尾が非常に大きくこの時点で完成された魚ですが、それ故に二歳以降が厳しい魚ですが、親骨が柔らかいので何とか持ちこたえてくれる事を期待しています。中央のC002は4位、右端のC003は7位だった魚で、こちらは素直に二歳以降も伸びてくれる魚だと思っています。この3尾の雄親は何れもA001で、中央と右の2尾の雌親はA007で、良い親の選定が大切な事をあらためて強く感じさせてくれた魚達です。何れも2006年の当歳魚の中で特に気に入っている魚です。

gallery-C004(2006/11/12)

gallery-C005(2006/11/12)

gallery-C006(2006/11/12)
左のC004はO氏の分譲魚で、次年度の種魚としてどうしても使いたい特徴を持っており、9月に無理を言って譲って頂きました。この顔と体型、親骨の押さえはぜひとも後世に伝承すべき資質だと感じています。中央のC005はI氏の無選別稚魚から残した魚で際立って良い返しを持っています。右のC006はガクトの子で、その兄弟の中で唯一残している魚です。

gallery-C007(2006/11/12)

gallery-C008(2006/10/15)

gallery-C009(2006/9/16)
上の3尾は全てC002、C003と兄弟魚です。何れも丸手の良い素質を持つ魚ですが、欠点も目立つ魚達で、種親の予備としての扱いです。

gallery-C010(2006/11/12)

gallery-C011(2006/12/2)

gallery-C012(2006/11/16)
左のC010、中央のC011は兄弟魚で、雄親はB006、雌親はA010です。よく似た魚ですが大きさは写真の通りの差があり、抑えて飼育したC011の方が顔が良いようです。右のC012はA001の孫にあたり、父親はB004です。C011とC012は特に癖がなく、二歳以降の伸びを期待して残しています。

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2006年 見学先での土佐錦魚の写真 
ここで紹介する写真は、見学先で撮影した写真です。

gallery-D001(2006/4/16)

gallery-D002(2006/10/15)

gallery-D003(2006/10/15)
上の3枚はともに四歳となるO氏のガクトです。左のD001は褪色開始時で少し赤みを帯びて、精悍な顔と大きな尾が際立っています。右のD002とD003はその5ヶ月後で、褪色も終わって秋に入り腹も出て、尾もさらにサイズアップしています。

gallery-D004(2006/5/21)

gallery-D005(2006/10/15)

gallery-D006(2006/10/15)
左のD004と中央のD005は同じ魚ですが、中央は左の4ヵ月後で、尾がさらに大きくなっているのが分かります。三歳雄魚で親骨を真横に開いて綺麗に返している素晴らしい魚です。右のD006も三歳雄魚で、尾の大きな素晴らしい魚です。

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