土佐錦魚写真館2011年

2011年の写真から気に入ったものをまとめて紹介しています(No.と撮影日を併記しています)
〜サムネイル表示ですのでクリックすると拡大します〜

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2011年 うちの土佐錦魚:三歳魚 

gallery-X(2011/10/17)

gallery-Y(2011/10/17)

 左の赤勝ち更紗:Xは全国大会において2009年の当歳魚で5位、2010年の二歳魚で優勝した三歳雌魚(両親の写真)です。写真は2011年の支部大会の親魚の部で優勝した時のもので、雌魚ながら大きな尾のやや長手で綺麗な更紗の魚です。
 右の面被りの白勝ち更紗:Yは三歳雄魚(両親の写真)で、こちらもやや長手で安定した姿形でバランスの良い泳ぎをする魚です。晩成型なので、尾の後ろや返しが少し物足りない魚ですが、発色の良さと欠点の無さで残しています。

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2011年 うちの土佐錦魚:二歳魚 

gallery-A1(2011/5/28)

gallery-A2(2011/7/9)

gallery-A3(2011/11/13)
 2010年の全国大会では当歳魚の部で優勝した魚で、今年(2011年)の全国大会でも2年連続で優勝した雄魚です。非常に尾を魅せる魚で、返しは二歳魚とは思えないほどに大きく親魚よりも勝り、既に完成した土佐錦魚の形を見せています。早くからゆとりのある柔らかな親骨を持つ尾でしたが、更紗模様は褪色後に少しずつ抜けて白勝ちになっています。(両親の写真)

gallery-B1(2011/4/26)

gallery-B2(2011/6/4)

gallery-B3(2011/9/19)
 2011年の全国大会で二歳魚の部で4位となった素赤の雌魚(両親の写真)で、雌魚ながら大きな尾をもつ魚です。両親とも濃い赤を見せる白勝ち更紗ですが、この魚は黄色がかった素赤となっています。親骨が早くから極まっている魚で、成長とともに反転が出て良い姿になりましたが、尾筒が短めなので泳ぎが悪く、今後の伸びはあまり期待できないかと思います。

gallery-C1(2011/4/14)

gallery-C2(2011/5/8)

gallery-C3(2011/10/10)
 上のBの魚と同じ掛け合わせの兄弟魚(両親の写真)で、こちらはこの太い体付きを持ちながらも雄魚です。この魚は両親の色柄を受け継いだ綺麗な更紗模様ですが、尾の後ろの大きな皺が残念な魚です。産卵でも多用して、多くの太みのある良い子を残したので、右の写真を撮影後に分譲魚として手放しています。

gallery-D1(2010/5/30)

gallery-D2(2011/6/24)

gallery-D3(2011/10/13)
 2010年の全国大会の当歳魚の準優勝魚と同腹の兄弟魚両親の写真で、当歳時から大きな後ろと渡りを持つ雄魚です。やや長手ながら、大きな尾にかさも派手で魅せる魚ですが、大きな皺が目立つので、こちらも手元には残さず、右の写真の撮影後に分譲魚として手放しています。

gallery-E1(2011/2/25)

gallery-E2(2011/7/30)

gallery-E3(2011/9/18)
 今年(2011年)の全国大会で昨年に続き2年連続で優勝したAの二歳雄魚と同腹の兄弟魚(両親の写真)です。当歳時の早くから褪色した魚で、くっきりとした濃い更紗模様を見せる雄魚です。産卵でも多用していますが、濃い色の遺伝子を多くの子が受け継いでいます。この魚も右の写真撮影後に分譲魚として手放しています。

gallery-F1(2011/2/25)
 

gallery-F2(2011/4/23)

gallery-F3(2011/10/16)
 異なる系統をかけ合せて得た魚(両親の写真)で、丸手で綺麗な顔が特徴的な雌魚でしたが、抱卵とともに尾筒の詰りが顕著になってしまいました。成長とともに赤が濃くなった魚で、親骨が柔らかく泳ぎもそれほど下手ではありませんでしたが、こちらも右の写真の撮影後に、求められて分譲に出しています。
  
gallery-G1(2011/4/24)

gallery-G2(2011/9/23)
 この魚も上のEと同様に、Aの二歳雄魚と同腹の兄弟魚(両親の写真)で、こちらは雌魚です。突然変異によって、珍珠鱗(パールスケール)と同様の鱗を持つ魚だったので尾が小さいながら手元に残しましたが、それなりになっています。  

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2011年 うちの土佐錦魚:当歳魚 

gallery-H(2011/10/29)

gallery-I1(2011/11/6)

gallery-I2(2011/11/3)
 左のHは口の左にわずかに赤が残る魚(両親)ですが、上品で形も素晴らしく、2歳での産卵に期待している魚です。中央の虎禿:I1と右の素赤:I2は同腹(両親)で、こちらも渡りの広い大きな尾と綺麗な体で産卵が楽しみな魚達です。

gallery-J(2011/11/3)

gallery-K1(2011/11/3)

gallery-K2(2011/11/21)
 左の未褪色:Jは、6月末の姿が既に尖った顔と逆三角形の体型で目立っていた魚(両親)で、親骨も柔らかく尾の押さえの良い魚で、産卵に期待している魚です。中央の未褪色:K1と右の更紗:K2は同腹(両親)でI氏の系統の魚です。針仔の稚魚から育て、後ろと返しの大きい2尾を手元に残しています。ともにやや長手ですがバランスに良い魚です。

gallery-L1(2011/10/29)

gallery-L2(2011/11/3)

gallery-L3(2011/11/12)
 左の更紗:L1と中央の未褪色:L2、右の素赤:L3の3尾は何れも同腹(両親)です。それぞれ際立った長所が目立つ魚ではありませんが、左の更紗:L1はバランスの良さ、中央の未褪色:L2は大きな後ろで(支部品評会7位)、右の素赤:L3は渡りの長さで残しています。

gallery-I3(2011/11/12)

gallery-I4(2011/11/12)

galleryI5-(2011/11/12)
 上の3尾(左の白勝ち更紗:I3、中央の赤の薄い更紗:I4、右の赤勝ち更紗:I5)は、先に紹介したI1やI2と同腹の魚(両親)で、この年の交配では1腹から最も多くを残した掛け合わせでした。これらは父親譲りの太みのある体型に、母親譲りの大きな返しを期待させるゆとりのある尾を持っていて、今後が面白そうな魚達です。

gallery-M1(2011/10/16)

gallery-M2(2011/10/23)

gallery-M3(2011/11/6)
 上の3尾(M1、M2、M3)の素赤はともに同腹の兄弟魚(両親)で、両親の濃い体色を引き継いだ魚達です。左のM1は返しは弱いもののバランスの良い尾と上品な顔で支部の品評会では3位となった魚です。中央のM2は後ろが少し小さめですが欠点のない魚、右のM3は皺は入りますが尾の大きな魚です。

gallery-N(2011/10/29)

gallery-O1(2011/11/6)

gallery-O2(2011/11/6)
 左の白勝ち更紗:Nは父違いの兄弟掛けの交配(両親)から1尾のみを残した魚で、柔らかな親骨と大きな尾を持つ魚です。中央の更紗:O1と右の素赤:O2は丸手同士をかけた同腹(両親)の兄弟魚で、O1は父親似、O2は母親似の資質を見せていますが、母親の尾筒が短い影響か、どちらも尾筒がやや詰まっている感じです。。

gallery-P(2011/10/23)

gallery-Q1(2011/10/17)

gallery-Q2(2011/10/10)
 左の素赤:Pは尾筒が詰り気味で皺も入りかかっていますが、綺麗な顔と大きな尾のやや長手の魚(両親)です。中央の更紗:Q1と右の更紗:Q2は同腹の兄弟魚(両親)で、父親からは太い体型、両親から濃い色を受け継いでいるようです。

gallery-R1(2011/11/6)

gallery-R2(2011/8/21)

gallery-S(2011/10/23)
 左の未褪色:R1と中央の素赤:R2は同腹(両親)で、ともに渡りが広くあまり癖の無い魚です。右の更紗:Sは上の2歳(雄親:A、雌親:F)の(両親)から得た魚です。皺も入りますが綺麗な模様で後ろも広いので残している魚です。

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