トサキン保存会西日本支部「2012年研究会活動報告」

トサキン保存会西日本支部の研究会活動の状況を簡単に紹介します。
(写真は、クリックすると拡大します)

会員のための活動ですので、実際にはここに公表出来ない技術や情報などもあり、掲載内容は活動の一部です

(記事は研究会開催後に順次追加する予定です)。

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当歳魚品評会・分譲会 : 広島市東区民文化センターにて (2012年9月2日9:00〜15:30)
開会挨拶:会員22名が参加 審査は11時から開始 13時から入賞20尾を展示 閉会式での結果発表
 気温も30℃を超えて日射しも強い中、会員22名の参加で「当歳魚品評会・分譲会」が行われました。
 今回の品評会出品者は18名で、合計70尾が出品されました。遠方からも分譲会に参加しやすくし、また品評会結果も来場者に早く披露するために分譲会を13時からとして、先に品評会審査を行いました。
 入賞魚20尾は以下の通りで、各自10月の品評会に向けて良いスタートが切れている感じでした。
第1位:Tada氏出品魚 第2位:Sakamoto氏出品魚 第3位:Saijo出品魚 第4位:Ishimaru氏出品魚
       
第5位:Saijo出品魚 第6位:Daito氏出品魚 第7位:Saijo出品魚 第8位:Kuranishi氏出品魚
第9位:Iima氏出品魚 第10位:Kuranishi氏出品魚 第11位:Sakamoto氏出品魚 第12位:Tagashira氏出品魚
第13位:Saijo出品魚 第14位:Sakamoto氏出品魚 第15位:Morioka氏出品魚 第16位:Zaizen氏出品魚
第17位:Zaizen氏出品魚 第18位:Daito氏出品魚 第19位:Zaizen氏出品魚 第20位:Kitazawa氏出品魚
 今回、支部長の参考出品魚は当歳魚4尾。
 
「手近な何鉢かを確認して、目についたものを持って来た」とのことでしたが、それぞれ特徴のある魚が並んでいました。
支部長の参考魚@ 支部長の参考魚A 支部長の参考魚B 支部長の参考魚C

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稚魚分譲会・研究会 : 広島県福山市加茂町の小川支部長宅にて (2012年6月24日11:00〜15:00)
稚魚15鉢分が分譲 分譲魚を吟味する会員 希望が重なればくじ引き 一番人気の分譲魚
  梅雨のさ中、心配された天気は薄曇りの過ごしやすい天気を維持して、会員20名が参加して、稚魚の分譲会と研究会が行われました。分譲は支部長の選別済みの10〜20尾が入ったセットが15袋用意され、希望する会員に分譲されました。
 希望が多く重なった分譲魚の購入は、くじ引きで購入する形としています。
中手の分譲稚魚 丸手の分譲稚魚 長手の分譲稚魚 支部長による選別の実演
 支部長の分譲稚魚は、何れも後ろが大きく、親骨を柔らかく後ろに流し、良く泳ぐタイプですが、それぞれの稚魚には掛け合せの特徴があり、丸手や長手など色々なタイプの稚魚が見られました。
 その後、孵化後2週間目の稚魚を用いた選別の実演では、ハネの対象魚と残すべき魚の違いを説明したほか、1鉢あたりの適正尾数の解説なども併せて行われました。
選別実演した稚魚 会員の稚魚を先輩が批評 飼育状況の見学 丸鉢の稚魚
  また、今回は新しい試みとして、会員が育てた稚魚を持ち寄って、ここまでの飼育や選別についてのアドバイスを得るということを行ってみました。稚魚を持ち込んだ熱心な会員に対して、支部長や先輩会員がさらに選別を加え、解説と指摘を行う形となりましたが、具体的な改善策が得られたようです。
 その後の飼育状況の見学では、丸鉢でよく泳がせるための給餌のポイントなども解説されました。

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稚魚分譲会・研究会 : 広島県福山市加茂町の小川支部長宅にて (2012年5月27日11:00〜17:30)
稚魚21鉢分が分譲 支部長の分譲稚魚 会員の分譲魚(2歳・親魚) 支部長の角鉢の親魚
  一日好天に恵まれた研究会には会員22名が参加して、賑やかに行われました。稚魚の分譲は支部長の選別済みの40〜50尾が入ったセットが21袋、また会員2名の2歳・親魚も分譲されました。
 分譲魚の購入はくじ引きで購入順を決める形としています。
支部長の雌親魚 支部長の雄親魚 雄親(左)と雌親(右) 支部長の三歳魚達
 支部長の今年の産卵は親魚が中心となっていて、今回の分譲稚魚の親として使ったものなど、それぞれの魚の解説がありました。
支部長の丸鉢 分譲稚魚の兄弟魚達 柔らかい尾でよく泳ぐ稚魚 丸鉢で回る稚魚
  支部長の飼育状況を見ると、既に丸鉢はほとんどが埋まっており、中には産卵から1か月程度の稚魚が餌を探して丸鉢の中を泳ぎまわる姿が見られました。今回分譲された稚魚は4通りの掛け合せでしたが、それぞれとの兄弟魚達を掬い上げてみると、何れも良い資質で高いレベルの稚魚ばかりでした。
選別用拡大メガネ"Hazuki" 会員作成の角鉢も分譲 多量のイトミミズを採集 持ち帰るバケツの中
 上の写真左端はメガネタイプの拡大鏡「Hazuki」で、選別時にメガネの上からも着用できるようになっていて、実際に用いてみると稚魚の欠点など拡大されるのではっきりと見える優れものです。
 上の写真2枚目は、会員間で制作依頼して当日受け渡しとなったモルタルの角鉢です。表面の仕上げも丁寧で、なかなかの逸品でした。
 また、研究会の終わりには、イトミミズの採集にも出かけました。発生はかなり大量で、掬い上げる際にも塊がはっきりと見える密度でした。

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二歳親魚分譲会・研究会 : 広島県福山市加茂町の小川支部長宅にて (2012年4月8日10:00〜16:30)
63尾が並んだ分譲会 分譲希望が重なるとくじ引き 支部長の分譲魚08 支部長の分譲魚10
  朝は冷え込みが厳しく、うちでは丸鉢に氷が張るほどでしたが、晴天で気温はどんどん上昇し、研究会には会員24名と分譲会への一般参加者5名が集まり、暖かな日差しの中で賑やかな研究会となりました。
 分譲会には、二歳魚58尾と三歳魚3尾、四歳魚2尾の合計63尾が並びました。分譲希望が重なった場合には、会員と一般参加者も区別することなく、くじ引きで購入者を決める形としています。
支部長の分譲魚15 支部長の分譲魚25 支部長の分譲魚30 会員Z氏の分譲魚10
 今回の分譲魚はレベルが高く、1万円前後のものが人気となっていました。今年の産卵に用いるため、購入者は雌雄を確かめながら、各自の持ち魚との組み合わせを考え、熱心に見定めて特徴のある魚を選んでいました。
魚を見て解説する支部長 放任の孵化容器の中に… 水深2cmで生き続ける土佐 分譲予定の多数の丸鉢
  桜もまだ満開には数日を要する感じで遅れている中、支部長の飼育場も親魚の冬囲いが取れていない状態でした。
 そんな中、特に目についたのが、洗面器2個分程度の容量のプラ容器で、人工受精の際にこぼれた卵から孵化して生き残っっているトサキン(上の写真中央の2枚)です。3尾のうち2尾はフナ尾ですが、昨年の春からずっと給餌も換水も行わない状態、底にはへどろが溜り水深は2cm程度のごく少ない水量という非常に苛酷で悪条件の中、生命力の強さを感じさせてくれます。
 また、写真右上の丸鉢は、支部長が頼まれて分譲用に作成したもので、当日も10個が分譲されました。
ミジンコを採集した溜め池 岸からミジンコが確認できる 網ですくうと多量のミジンコが 酸素詰めし各自が持ち帰る
  分譲会の終了後、15時からは、各自の飼育魚の繁殖を促すため、近くの溜め池でミジンコ(ダフニア)の採集を行いました。写真のように水面をのぞくと存在が確認できるほど増えていて、多量に採集できました。

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座談会 : 広島県福山市加茂町の小川支部長宅にて (2012年2月26日11:00〜17:00)
座談会での歓談の様子 熱の入った支部長の解説 波板保温で越冬中のプラ舟 丸鉢は水を張って越冬
 今年も一年の最初の行事として、17名の会員が参加して「座談会」が行なわれました。今日は比較的暖かく気温も10℃近くまで上がりましたが、越冬中の土佐錦魚に極力刺激を与えないようにするため、座談会では飼育場の見学は行わず、一日中室内での歓談となりました。
 座談会では、冬眠明けから産卵までの注意、イトミミズからアユ餌を主体にした給餌への転換など、支部長による熱の入った解説が主体で、6時間あまりの内容となり、本格的なシーズンを前に、参加した会員の意欲も大いに高まったようでした。
 

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