土佐錦魚(とさきん)の交配親の選定 掛け合わせの事例

掛け合わせの参考に、良い結果を得られた交配を、親子の写真とともに解説します。
(両親は産卵時に近い写真、子は当歳の秋の写真を選定。他所から稚魚を導入したもので両親の写真があるものも合わせて紹介しています)
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土佐錦魚(とさきん)の掛け合わせと系図 2004年
両親(明け二歳) 両親(明け二歳)
土佐錦魚飼育の初年度の2003年に導入した6週目の稚魚34匹の中から、次年度の種魚として残した2匹です。このペアで2004年の春、私の初めての交配となりました。 この年、このペアの交配で人工授精による採卵も4回目となりました。違う系統の魚を合わせたためでしょうか?子の形質も様々なタイプが出てきました。
@♂広島O氏系 A♀広島O氏系 B♂広島O氏系 C♀東京T氏系
撮影:2004/4/30 撮影:2004/4/4 撮影:2004/6/2 撮影:2004/5/8
2004年 子(当歳魚) 2004年 子(当歳魚)
D性別不明E F性別不明 G性別不明
撮影:2004/10/11撮影:2004/9/12 撮影:2004/10/18 撮影:2004/10/31
雌親の丸手の体形と雄親の尾の大きさを受け継ぎ、両親より良い錦魚が出来たように思います。褪色前の魚は尾がまな板状の板前で特徴的な尾です。 左の錦魚は中手ですが、尾が大きく目先と顔の尖りが気に入っています。右は褪色後は素赤だっだのに後から更紗になった変わりものです。

丸鉢ライン

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