土佐錦魚日記「トサキンにっき」

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2013年5月31日(金)
続く2歳の産卵
(24)600個 (25)500個 O-@400個

 今日の水温は18℃でした。

 昨日に引き続き、2歳魚ばかりが3尾産卵となりました。

 これまでは、なかなか産まなかった2歳魚ですが、ようやくといった感じで、(25)O-@の雌魚は、何れも今年の初の産卵です。


 (24)の交配は、2歳雌魚(昨年のB)の卵は黄色く数珠繋ぎにいくらでも出る状態、3歳雄魚の方も、雄同士でものすごい追尾をしている中を引き上げたので、精子はスプレー状にいくらでもといった状態でしたが、スペースに限りがあるので、600個程度で終わりとしています。

40Lプラ舟■ (20℃加温)
 O-@:400個
(5/31産卵)
 
  (24)600個
(5/31産卵) 
  (21)1000個
(5/29産卵)
 (25):500個
(5/31産卵)
(23):500個
(5/30産卵)
(22)400尾
(5/30産卵)

 (25)の交配では、2歳雌魚(昨年の:D)が、わずかに卵をこぼす状態で、1時間かけてのようやくの採卵でした。卵は色、サイズとも普通の状態でしたが、4歳雄魚の方がわずかにマヨネーズ状の精子を出す程度で、受精率が心配されましたが、夕方確認するとほぼ全てが受精していました。

 O-@の交配では、朝5時の時点では腹部を押さえてもなんともなかった写真の雌魚が、6時を過ぎる頃に1尾群れから離れて単独行動をしていたので、再度確認するとわずかに卵をこぼす状態となりました。そのため、こちらも1時間かけてゆっくりと採卵をしています。卵は小さく白っぽい状態で、受精率が心配されましたが、夕方確認するとほぼ全てが受精していました。

2013年5月30日(木)
2歳の産卵
(22)500個 (23)500個

 今日の水温は20℃で、写真の2尾の2歳雌魚が初産卵となったので、一応採卵しています。

 (22)の交配では、2歳雌魚(昨年のA)の卵が少しずつ出る感じだったので、少し時間をかけての人工授精としています。夕方確認すると、受精率も100%に近かったようです。

 (23)の交配では、2歳雌魚(昨年の:G)の卵がいくらでも出る状態、雄魚の方も何度用いても切れることなく精子が出る状態だったので、続けて同じ雄魚での採卵としています。
 夕方確認すると、こちらも受精率はほぼ100%のようでした。

2013年5月29日(水)
梅雨入り後の産卵
●モルタル丸鉢●
C:12尾
 (4/21孵化)
G:45尾
 (5/4孵化)
N80尾
(5/12孵化)
D45尾
 (4/30孵化)
F:45尾
 (4/30孵化)
E45尾
 (4/30孵化)
H:45尾
 (5/4孵化)
I:45尾
 (5/4孵化)
  
L:60尾
 (5/11孵化
  L:60尾
(5/11孵化
M:70尾
(5/11孵化) 
  J:80尾
 (5/7孵化)  
●プラ丸鉢●
O:40尾
(5/12孵化)
 
K:50尾
(5/11孵化)
Q100尾
(5/17孵化)
P80尾
(5/15孵化) 
(21)1000個

 一昨日から中国地方は梅雨入りしたとのことで、天気もずっと曇り空、昨夜は激しい雨となり、空の洗面器が満水になるほど降っています。

 今朝は小雨が降ったりやんだりで水温も20℃と、暖かい朝となり、湿度も高く、所謂産卵適期という感じで、写真の3歳雌魚の他、2尾の3歳魚が卵をこぼす状態でした。

 既に丸鉢は埋まっており、初選別を控えたR(5/21孵化)、 S(5/21孵化)が待機していますが、この2つの稚魚達は立ち上がりが異常に遅く、自由遊泳に入らず底でじっとしているものが非常に多いことから、流す可能性も高いため、とりあえず1ペアだけ予備的に採卵してみることとしました。

 3歳雌魚(一昨年のQ)は、大量の卵を3回しぼっただけで、軽く1000個は産んでいて、2歳雄魚(昨年の@)も濃い精子を多量に出していました。

 夕方、受精率を確認すると、ほぼ全てが受精していました。

 また、昨日はEFHIを丸鉢の水が傷んできたので換水し、合わせて各鉢45尾に減らしています。
 今回の選別では、Iの稚魚が印象に残っていて、尾筒が適度にあって尾が大きく、親骨の角度も良く、全体が高レベルで揃いも良いので、今後に期待できそうな感じでした。

 合せて、一昨日の研究会で分譲に出したQの無選別稚魚の残りが300尾いたので、これを初選別して100尾にしています。
 初選別で2/3しかハネがいないのは、非常に出来が良いと思いますが、同じ掛け合せで採ったAOがともに鳥害にあっているため、今度こそ3度目の正直といったところでしょうか。

2013年5月26日(日)
トサキン保存会西日本支部の研究会

 今日は好天に恵まれて陽射しも厳しく、暑いほどの一日となりました。

 午後11時から行われた
トサキン保存会西日本支部の「稚魚・二歳・親魚分譲研究会」には、会員20名が参加して、和やかな雰囲気で一日飼育談義で過ごすことができました。

 今回の研究会は、会員相互の分譲会も行い、2歳魚42尾の他、支部長の稚魚7鉢分、会員の稚魚8鉢分が分譲されています。

 詳細は後日掲載の予定です。

2013年5月25日(土)
防鳥ネット
●モルタル丸鉢●
C:12尾
 (4/21孵化)
G:45尾
 (5/4孵化)
N80尾
(5/12孵化)
D45尾
 (4/30孵化)
F:60尾
 (4/30孵化)
E60尾
 (4/30孵化)
H:70尾
 (5/4孵化)
I:70尾
 (5/4孵化)
  
L:60尾
 (5/11孵化
  L:60尾
(5/11孵化
M:70尾
(5/11孵化) 
  J:80尾
 (5/7孵化)  
●プラ丸鉢●
O:40尾
(5/12孵化)
 
K:50尾
(5/11孵化)
P80尾
(5/15孵化) 
飼育設備の防鳥ネット 目の細かいネットで二重に
  稚魚の選別作業の傍らで、今日も一日に何度もキセキレイが飛来し、人影に気付きあわてて飛び去る状況でした。

 丸鉢やプラ舟にはキセキレイの糞が頻繁に落ちていて、それだけでも対策に頭を悩ませられる状況ですが、40Lプラ舟の1回選別済みの孵化1週間目の稚魚KOが、またも約半数程度が被害にあってしまいました。

 メインの飼育施設には写真の通り、防鳥ネットの目を細かくして、小鳥も入らない状態にしたので、残りの40Lプラ舟の稚魚(QRS)のみが気がかりですが、これもサイズアップすれば順次選別して防鳥ネットの下へと移動させるつもりです。

 その他の稚魚も順次選別して数を減らしていて、右の表のとおりとしています。 
2013年5月23日(木)
毎日の選別
●モルタル丸鉢●
C:14尾
 (4/21孵化)
G:60尾
 (5/4孵化)
D70尾
 (4/30孵化)
D70尾
 (4/30孵化)
F:60尾
 (4/30孵化)
E60尾
 (4/30孵化)
H:70尾
 (5/4孵化)
I:80尾
 (5/4孵化)
  
L:120尾
 (5/11孵化
  L:120尾
(5/11孵化
M:100尾
(5/11孵化) 
  J:80尾
 (5/7孵化)  
H:70尾
 (5/4孵化)
   G:60尾
 (5/4孵化)

 この数日は暖かな日が続き、波板の覆いもやめ、それでも朝の水温は、丸鉢で16℃、プラ舟では20℃程度を維持しています。

 日中は30℃まで上がることもしばしばで、水の傷みも激しく、換水や選別に大忙しの毎日です。

 5/19(日)の選別では、丸鉢の換水を行っています。

 Eの稚魚は、尾肩のしっかりとした尾の大きいものが多く残っており、一見して非常に出来がいい感じだったので、泳ぎが微妙に不安定なものなど、かなり厳しく選別して、140尾から60尾に減らしています。

 Fの稚魚も上記と同様に尾肩がしっかりとしており、こちらもかなり期待できる形をしていて、90尾を60尾に減らすのがやっとといった感じでした。

 5/21(火)の選別では、2鉢ずつ残しているGの稚魚を選別しています。

 このGの稚魚、100尾×2鉢でしたが、60尾と80尾に減らしています。
 この稚魚は、後ろが大きすぎるのか、あまり泳がない感じでしたが、尾肩があり良い形の尾を持っていました。


 また、Mの稚魚を、500尾から70尾に減らして、40Lプラ舟から丸鉢に移しています。
 この稚魚は、親骨の角度が広すぎるものや狭すぎるものが様々に混ざっていましたが、比較的出来は良さそうでした。

 さらに、Lを1200尾から1000尾近くをハネ出して、120尾×2鉢にしています。

40Lプラ舟■ (20℃加温)
 R:600尾
(5/21孵化)
 
   O:100尾
(5/12孵化)
 
   P200尾
(5/15孵化) 
  Q500尾
(5/17孵化) 
40Lプラ舟■ (20℃加温) 
 S150尾
(5/21孵化)
 N400尾
(5/12孵化)
 K:100尾
(5/11孵化)
 N400尾
(5/12孵化)

 5/22(水)の選別では、Kを600尾から100尾に減らしています。この稚魚達は特に秀でた印象はありませんでしたが、標準的な出来のようです。

 5/23(木)の選別では、Oを600尾から100尾に減らしています。つまみ尾や左右の尾肩の角度違い、流し過ぎや広がり過ぎなど様々で、バラつきの大きな鉢となりました。このOAと同じ掛け合せですが、Aと同様の割合で1回目の選別を終えたので、今後の出来も同じように尾筒の太い後ろの大きな魚になるかと思われます。

2013年5月18日(土)
選別三昧
R:600個 (2歳雄魚×2歳雌魚)  S:400個 (3歳雄魚×2歳雌魚) 

 ここ数日は安定した暖かい日が続いていて、今朝のプラ舟の水温は15℃、日中は27℃となっています。

 そのため、2歳以上のプラ舟では、ほぼ毎日の換水が必要になっています。

 また、今朝は写真の2歳雌魚(昨年のA)が産卵となりました。飼育設備は既に満杯なので、次々と選別を行って丸鉢に移動させ、場所を確保する必要がありますが、一年で一番忙しい時期なので、どうにか凌げればと思っています。

 この雌魚は尾筒が短いので、掛け合せた2尾の雄魚(更紗の2歳は昨年の@)はどちらも尾筒のしっかりとした魚を用いています。卵は赤みがかった淡いオレンジ色で数も多く、合わせて計1,000個の採卵となりました。合わせた雄魚は、どちらもスプレー状の精子をいくらでも出す状態で、受精率も良好でした。

●モルタル丸鉢●
C:14尾
 (4/21孵化)
G:100尾
 (5/4孵化)
D70尾
 (4/30孵化)
D70尾
 (4/30孵化)
F:90尾
 (4/30孵化)
E140尾
 (4/30孵化)
H:70尾
 (5/4孵化)
I:80尾
 (5/4孵化)
  
H:70尾
 (5/4孵化)
  G:100尾
 (5/4孵化)
    J:80尾
 (5/7孵化)  

 一方、洗面器で孵化させていたPが、産卵から3日半で15日の夕方に孵化していますが、同じく浮かべた洗面器にいるQも同様で、産卵から3日半で、昨日孵化しています。

 そのため、どうしても40Lプラ舟を空ける必要があったので、今日は選別を一気に進めて、丸鉢を4個追加して移しておきました。

 40Lプラ舟で稚魚がひしめいていた1000尾のG(5/4孵化)は、800尾をハネ出して200尾として、100尾ずつ2鉢の丸鉢に移しています。

 4日前に1回目の選別を行って、再び40Lプラ舟に戻していたH(5/4孵化)の稚魚は、十分に尾が大きくなったので、400尾から260尾をハネ出して、70尾×2鉢として丸鉢に移しています。

 また、J(5/7孵化)の稚魚は、平付けながら極端に親骨の角度が広すぎるものがほとんどで、どうにか80尾を抜き出していますが、残したものも開き気味の尾が多く、あまり期待できそうもない感じでした。


 また、丸鉢のD(4/30孵化)が入っている2鉢は、それぞれ120尾から50尾をハネて70尾にしています。この鉢は尾肩のある大きな尾で、先が楽しみな稚魚ばかりが数多く揃っていました。

40Lプラ舟■ (20℃加温)
 R:600個     O:600尾
(5/12孵化)
 
   P200尾
(5/15孵化) 
  Q500尾
(5/17孵化) 
 S700個
(浮洗面器)
40Lプラ舟■ (20℃加温) 
 L:1200尾
(5/11孵化
 N800尾
(5/12孵化)
 K:800尾
(5/11孵化)
 M:500尾
(5/11孵化) 
2013年5月14日(火)
同じペアで3度目の採卵
Q800個(4歳雄魚×3歳雌魚)

 今朝は非常に暖かく、波板の下の水温は20℃もあり、丸鉢でさえ17℃の状況でした。

 今年最初の産卵で稚魚の出来が非常に良かったAは、その後も鳥害が続き4尾にまで減っているため、これと同じ掛け合せで、Oを600尾程度育成中ですが、さらに同じ掛け合せで今朝、800個程度を人工授精で採卵しています。

 卵は1回しぼっただけで、この量が確保できるほど、非常に量も多く、黄色で状態も良さそうな感じでした。雄の精子は最初マヨネーズ状でしたが、何度か腹を押さえると、最後はしっかりとスプレー状となって、受精状況を夕方確認してみると、500個程度が受精している様子でした。

 鳥害対策の方は、先日の土日でかなりの作業を行って、完成までもう少しとなっています。ネットの目を細かくして、侵入路を断つことを進めていますが、同時に風通しも悪くなり、日照も遮ることになるので、そちらの影響が少し心配ですが、稚魚の成長に伴って丸鉢へ移す時期でもあり、次の休みには完成を目指したいものです。

●モルタル丸鉢●
C:14尾
 (4/21孵化)
A:4尾
 (4/11孵化)
D120尾
 (4/30孵化)
D120尾
 (4/30孵化)
F:90尾
 (4/30孵化)
E140尾
 (4/30孵化)
I:80尾
 (5/4孵化)

 また、今日はHを選別しましたが、選別の時期が少し早すぎた感じで、尾がまだ小さく、尾の優劣が見え難いため、不良魚を300尾抜いてなお400尾が残ったため、丸鉢へは移さず40lプラ舟に再度戻しています。この稚魚は体が短めで、かなりの丸手のタイプでした。

 ちなみに、昨日の朝の水温は、覆いの無い丸鉢で11℃、波板で覆っていた丸鉢が13℃、波板の下のプラ舟は18℃となっていました。

 昨日も選別を行っていて、
I(5/4孵化)の稚魚を、350尾からハネ出して、残すものを80尾としています。この稚魚は尾の角度が比較的狭く、尾が小さいものが目立つ感じでした。

 5/12に孵化したNOには、孵化後2日目となる今日から、5/11に孵化したKLMには昨日から、ブラインシュリンプの給餌を始めています。

40Lプラ舟■ (20℃加温)
 J:800尾
 (5/7孵化) 
 O:600尾
(5/12孵化)
 H:400尾
 (5/4孵化)
 G:1000尾
 (5/4孵化)
P200個
(浮洗面器)
Q800個
(浮洗面器)
40Lプラ舟■ (20℃加温) 
 L:1200尾
(5/11孵化
 N800尾
(5/12孵化)
 K:800尾
(5/11孵化)
 M:500尾
(5/11孵化) 
 稚魚の孵化がかなり重なっているので、ブラインシュリンプの孵化器も不足気味の状態となっているので、1Lの容器を朝晩に2個ずつ使用して、どうにか餌の量を確保していますが、40Lプラ舟に多すぎる数の稚魚が入っているため、稚魚の成長は少し遅れ気味のようです。
2013年5月12日(日)
2歳魚の産卵
P200個(2歳雄魚×2歳雌魚)

 このところ、毎日産卵があり、4尾残している3歳雌魚が順次産んでいる状態ですが、期待している2歳雌魚がなかなか産まないため、特に採卵せずに流してきましたが、今朝ようやく2歳魚の産卵がはじまり、写真のペアで採卵しておきました。

 このPの雌魚は、昨年の一番の当たり腹だったBから残している魚で、(今年の2歳魚雌魚の中で一番期待していた魚です。孵化用の40Lプラ舟は全部埋まっている状態ですが、とりあえず浮かべた洗面器内での孵化としています。

 掛け合せた雄魚は、雄のみが入っているプラ舟で追尾を激しくしている写真の2歳雄魚を用いました。精子をいくらでもスプレー状に出す雄魚なので、人工授精に非常に用いやすいのですが、雌魚の方の卵がすぐに無くなり、わずか200個程度の採卵となりました。夕方確認すると、受精率はほぼ100%といった感じでした。

 また、4/30孵化の稚魚が孵化後11日、12日目となるので、昨日と今日とで選別を行い、丸鉢に移して配置換えをしています。

●モルタル丸鉢●
C:14尾
 (4/21孵化)
A:4尾
 (4/11孵化)
D120尾
(4/30孵化)
D120尾
(4/30孵化)
F:90尾
(4/30孵化)
E140尾
(4/30孵化)

 Dの稚魚は、40Lプラ舟にひしめいていた1,300尾を、3時間かけてハネ出しましたが、稚魚は非常に揃いが良く、丸手で尾肩の張りが良く、尾も大きめの感じでした。最終的に120尾×2鉢とし、丸鉢に移しています。

 Eの稚魚は、親骨の角度が60℃程度のものが多く、フナ尾や奇形、左右違いなどバラつきが大きい稚魚でしたが、こちらも先ほどと同様の割合で残り、600尾から140尾として丸鉢に移しておきました。

 Fの稚魚は、尾の左右違いが多く、泳ぎが安定しないものが目立つ感じでしたが、これも同様な割合で残り、400尾から90尾に減らして丸鉢に移しています。

40Lプラ舟■ (20℃加温)
 J:800尾
 (5/7孵化) 
 I:350尾
 (5/4孵化)
 H:700尾
 (5/4孵化)
 G:1000尾
 (5/4孵化)
P200個
(浮洗面器)
40Lプラ舟■ (20℃加温) 
 L:1200尾
(5/11孵化
 N800尾
(5/12孵化)
 K:800尾
(5/11孵化)
 M:500尾
(5/11孵化) 
 O:600尾
(5/12孵化)
2013年5月8日(水)
続く産卵
N800個(4歳雄魚×3歳雌魚) O:600(4歳雄魚×3歳雌魚)

 今朝も写真の2尾の3歳雌魚が産卵となりました。

 水温は波板の下で15℃でしたが、貯水タンクの水は18℃と暖かいので、採卵時にはいつも、早朝に全換水を行って、少し水温を上げてから人工授精するようにしています。

 Nの採卵では、前回の産卵と同様にやや小さ目の白っぽい卵でしたが、軽く腹部を押せばいくらでも出る状態の卵に対し、4歳雄魚の精子は濃い感じながら量は少なく、受精率が心配されましたが、意外にも夕方確認すると9割は受精していました。

 一方で、
Oの3歳雌魚は、こちらもいつも通り濃い黄色の卵をいくらでも出す状態でした。雄は連続して用いましたが、徐々に量を出すようになり、最後には薄くスプレー状に広がる感じでしたが、こちらは思いの外受精率が低く、どうにか半数程度が受精している状態となりました。

40Lプラ舟■ (20℃加温)
 J:800尾
 (5/7孵化)
 I:350尾
 (5/4孵化)
 H:700尾
 (5/4孵化)
 G:1000尾
 (5/4孵化)
K:800個
(浮き洗面器)
L:1200個
(浮き洗面器
M:500個
(浮き洗面器)
N800個
(浮き洗面器)
40Lプラ舟■ (20℃加温) 
   F:400尾
(4/30孵化)
 E600尾
(4/30孵化)
 D1300尾
(4/30孵化)
 O:600
(浮き洗面器)

 この結果から、雄の精子は最初の方が状態が良く、使うにつれて受精能力が低くなるか、あるいは、受精率を左右するのは主に卵の側に要因があるのかどちらか、あるいは両方が考えられます。

 また、昨日の雌魚の場合は、どの雄と合わせても、何れも半数程度の受精率だったことや、これまでの経験から、精子の状態ではなく、どうも雌魚の卵の状態に受精率が左右されるようです。

 Oの交配は、4/11孵化のAと同じペアですが、先日の鳥の被害が治まるどころか拡大していることから、ちょうど1か月遅れとなりますが、リベンジのつもりで掛け合わせています。

2013年5月7日(火)
暖かな朝の産卵
K:800個(2歳雄魚×3歳雌魚) L:1200個(4歳雄魚×3歳雌魚) M:500個(2歳雄魚×3歳雌魚)

 今朝は波板の下のプラ舟の水温が17℃もあり、写真の3歳雌魚が産卵となりました。この雌魚は、うちに残している4尾の3歳雌魚の中で、唯一産卵がまだだった魚です。

 なお、この雌魚は、うちで一番サイズが大きい魚で、餌の食べっぷりも凄まじい魚ですが、昨年は産卵がなかったこともサイズアップに影響している感じです。

 この雌魚(一昨年のQ)の卵は、腹部を少し押さえれば、一押しで相当量の黄色い卵がいくらでも出る状態でしたが、朝の時間の無い折の産卵でもあり、3尾の雄とかけて2千個ちょっとの採卵としています。

 最初の交配はKでしたが、用いた2歳雄魚が、同居の雄に激しく追われていたこともあってか、少し精子が出にくい状態の中で、どうにか800個の卵数を確保した感じでした。
 夕方受精率を確認したところ、5割程度の受精率といった感じでした。

40Lプラ舟■ (20℃加温)
 J:800尾
 (5/7孵化)
 I:350尾
 (5/4孵化)
 H:700尾
 (5/4孵化)
 G:1000尾
 (5/4孵化)
K:800個
(浮き洗面器)
L:1200個
(浮き洗面器
M:500個
(浮き洗面器)
40Lプラ舟■ (20℃加温) 
   F:400尾
(4/30孵化)
 E400尾
(4/30孵化)
 D1300尾
(4/30孵化)

 2番目の交配Lについては、雄の精子がさらに出にくい状況の中で、卵数を多く確保して数を稼ぐような交配を行っておきました。こちらの受精率も半数程度の状態でした。

 3尾目の雄魚で採ったMは、先に使った2尾の精子の出が危なそうだったので保険的に採った卵です。雄の精子の状態は最高で、薄く散らばるスプレー状態、腹部を押せばいくらでも出る感じでしたが、受精率はほとんど他の2尾と変わらず、約6割程度となっていました。

 なお、この雌魚の他にも、Cの雌魚が産卵しましたが、交配することなく放置しておきました。

 また、今日の夕方には、Jの卵が、3日半での孵化となっています。

2013年5月5日(日)
キセキレイの鳥害!!
お向いの屋根の巣とキセキレイの雌 家の前の電線に止るキセキレイの雄

 ここ数日、家の周りでキセキレイを見かけることが多く、土佐錦魚の飼育設備の周辺にもフンがいくつも落ちていたので、注意して周囲を探してみると、家の道路向かいの家の屋根にキセキレイのつがいが巣をかけているのを見つけました。

 キセキレイは水辺の野鳥で、小魚や虫を主食とすることを知っていたので、うちの土佐錦魚に被害が無いか、ずっと注意していましたが、不用の二歳魚をスイレン鉢に入れているものでさえ被害が無いので半ば安心していましたが、昨日の昼間に今年産まれの稚魚をごっそりやられたようです。

 被害は、一昨日丸鉢に移した@Aの稚魚で、@は30尾いたものが10尾に、気に入っていたAはさらにひどく35尾が7尾に減っていました。

 さすがにこの母数では、どちらも良い魚は残りそうにもないので、再度同じ掛け合せで採卵することも考える必要が出てきました。

 ちなみに、後で調べてみたところ、キセキレイは2〜3cmの小魚を主に狙うとのことだったので、丸鉢の稚魚はちょうど食べごろのサイズだったようです。

●モルタル丸鉢●
@:10尾
 (4/11孵化)
A:7尾
 (4/11孵化)
C:50尾
 (4/21孵化)
C:50尾
 (4/21孵化)

 うちの飼育施設の防鳥は、カラスやサギを想定していたので、スズメやセキレイは想定外で、このサイズの小鳥にとっては、いくつもある小さな隙間が簡単に入れる侵入路となっていたようです。

 
応急処置として、できるだけ隙間を塞いで、丸鉢には直接ゴルフネットをかけておきましたが、根本的な改善が急ぎ必要な状態となってしまいました。

2013年5月4日(土)
よく産む3歳雌魚
J:1000個(3歳雄魚×3歳雌魚) 丸鉢の縁を泳ぐAの稚魚

 今朝は昨日と同様に丸鉢の水温が10℃と、少し冷え込んでいます。

 昨日丸鉢に移した稚魚は、何れの鉢でも動きが緩慢で、必死に耐えている感じだったので、給餌は10時まで待ってタマミジンコを少し与えておきました。

 一方で、プラ舟の水温は14℃と、どうにか産卵も見込めるレベルには達していて、写真の3歳雌魚が今年は既に4〜5回目となる産卵となりました。

 この3歳雌魚は、低温で他の魚に産卵の気配のない日でも、単独で卵をこぼすことが多く、そのため今年採卵した9通り交配のうち、この雌魚だけで既に5尾の雄魚と掛けています。

 今年の交配に使用する予定の雄魚は、全部で7尾のつもりですが、親子掛けはしないようにすると、唯一残っているのが、写真の3歳雄魚となるので、今日はこれとあわせて、この雌の今年の採卵は終了とするつもりです。

40Lプラ舟■ (20℃加温)
 I:350尾
 (5/4孵化)
 H:700尾
 (5/4孵化)
 G:1000尾
 (5/4孵化)
 J:1000個
 (浮洗面器)
40Lプラ舟■ (20℃加温) 
 F:400尾
 (4/30孵化)
 E400尾
 (4/30孵化)
 D1300尾
 (4/30孵化)

 卵は黄色く成熟も十分で、少し腹部を押せばいくらでも出る状態で、雄魚の精子も今回はスプレー状に十分に出ていました。夕方確認すると、ほぼ全てが受精していました。

 また、今日は4/30採卵の卵のうち、Gがちょうど4日で孵化、HIは4日半で孵化しています。

 日中は17℃まで水温は上がっていましたが、20℃を常に上回る状況に早くなってほしいものです。

2013年5月3日(金)
丸鉢へ
A:35尾(4/11孵化) 今日から稚魚を丸鉢に

 洗面器を浮かせた状態で孵化を待つGHIのために、20℃加温している40Lプラ舟を空けるため、今日は@ACの選別を行って、丸鉢へ移しておきました。

 早朝の丸鉢の水温は10℃と、孵化22日目の@Aの稚魚はどうにか耐えそうですが、孵化12日目のCの稚魚を移すには冷えが厳しすぎる気候で、しばらくは成長も遅れ気味となると見込まれますが、もう半月は辛抱です。

 写真の
Aは、丸手の典型の体型を見せていますが、後ろの大きいものが多く、尾を下げたり尾芯が消えたりしなければ、良いものが残りそうな雰囲気を見せています。選別では70尾から半数の35尾に減らして丸鉢に移しています。

●モルタル丸鉢●
@:30尾
 (4/11孵化)
A:35尾
 (4/11孵化)
C:50尾
 (4/21孵化)
C:50尾
 (4/21孵化)

 一方で@は、親骨の左右の角度が異なるものが多く、どうにか30尾が残せた感じで、こちらはあまり期待が持てそうにありませんでしたが、とりあえず丸鉢に移動させておきました。

 また、Cの稚魚は、うちの系統らしく尾肩が張っているものが多い反面、親骨が親骨の角度が将棋の駒の形をして流し気味のものも一定数で見られる珍しい状態でした。こちらは数が多かったため、良いもの100尾を抜き出す選別として、丸鉢2鉢に分け入れておきました

40Lプラ舟■ (20℃加温)
 I:500個
 
 H800個
 
 G:1000個
 
40Lプラ舟■ (20℃加温) 
 F:400尾
 (4/30孵化)
 E400尾
 (4/30孵化)
 D1300尾
 (4/30孵化)

 おかげで、洗面器を浮かせて孵化させていた4/30採卵のものを、40Lプラ舟に個別に沈めて移しておきました。

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