土佐錦魚日記「トサキンにっき」

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2013年8月27日(火)
秋の気配
丸鉢換水時の水合わせ 洗浄後の600L貯水タンク

 一昨日までは毎晩30℃を超す気温で寝苦しい日々でしたが、24日と25日の久しぶりの雨で一転し、今朝は22℃、今朝は21℃まで下がって、ようやく猛暑から解放された感じでした。

 丸鉢の水温も急激に下がってきたので、今朝は未消化の白っぽいフンをしているものもいたほどで、夕方の給餌量を控える時期になってきた感じです。

 
季節の変わり目でもあり、タンク内の洗浄に適した曇天だったため、昨日はタンクの清掃を行っておきました。

 以前から内部に黒い海苔状のコケがべったりと張り付き、換水時には時折はがれ出て邪魔になっていたので、全部のコケをこすり落として内部をまっさらな状態としています。

 今年は、丸鉢の換水が2日に一度のペースでしか行えていないので、当歳魚の成長も遅くなっていますが、換水時には黒いFRP洗面器を用いているように、ほとんどの魚が褪色を終えています。

I(5/4孵化)のうちの1尾 G(5/4孵化)のうちの1尾
O-A(6/5孵化)のうちの1尾 O-@(6/4孵化)のうちの1尾

 うちの系統の当歳魚に関しては、未褪色の黒い当歳魚は4尾のみとなっています。

 写真の素赤の当歳魚は、あまり欠点の無い魚でしたが、尾を右に振るようになってきて、品評会魚から脱落した魚ですが、来年の種用に残すことになると思っています。

 更紗の当歳魚は、後ろは小さめですが、特に欠点が無く、体型と尾筒のバランスが気に入っている魚です。もう少し尾が大きくなれば、来年の種に用いるかもしれません。

 下の未褪色の2尾は、うちで久しぶりに採卵したO氏の系統の魚です。どちらも丸鉢に4尾まで減らしていますが、何れも親骨が柔らかく、いくつかは後ろに流し気味になっているものもいます。左の魚は中手で親骨が硬めの魚、右の魚は長手で親骨を流し気味の魚で、色々なタイプが出ている感じです。

2013年8月18日(日)
当歳魚色々
C(4/21孵化)のうちの1尾 G(5/4孵化)のうちの1尾 J(5/7孵化) のうちの1尾
N(5/12孵化)のうちの1尾 D(4/30孵化)のうちの1尾 I(5/4孵化)のうちの1尾
F(4/30孵化)のうちの1尾 H(5/4孵化)のうちの1尾 K(5/11孵化)のうちの1尾

 久しぶりに時間が取れたので、今日は当歳魚を撮影してみました。

 写真の当歳魚の他には7月生まれもいるので、実際の丸鉢を見てみると、写真以上にサイズ差がある状況です。

 各鉢に残している4尾前後の当歳魚には、掛け合せの特徴が各魚に出ていて、来年の産卵も考慮しつつ、選別で残していく魚を選んでいます。

 
褪色もかなり進んでいて、多くが色変わりを終えている状況ですが、今年用いた雌魚はほとんどが素赤だったこともあって、更紗の割合が低く、多くが素赤になっています。

 好天が続いている状況ですが、先週から1鉢あたりの尾数をかなり早めに減らしていることもあって、鰓捲れの発生や尾にガスが入るものも少なくなり、状況は落ち着いてきています。

 当歳魚であっても、丸手で、尾の渡りがあり、後ろが大きく、顔が良く尖り、色目の良い魚を理想に毎年交配を続けていますが、毎年少しずつではあっても理想に近づいては来ている感じです。

 さらに欲を言えば、欠点の無い魚で、品評会向けのものが多く出れば良いのですが、今年は特に品評会向けが厳しい感じです。

 トサキン保存会西日本支部の当歳魚品評会が、9月8日(日)に広島市東区民文化センターで行われます。あと3週間ですが、サイズの小さいものに期待するしかなさそうです。

2013年8月16日(金)
夏の怪奇現象・・・。幽霊?四谷怪談(お岩)?
 
胸鰭だけで泳ぐ「幽霊」の状態   正常な時の姿(5/1撮影)
 
左目の上の傷が「お岩さん」状態   常時、底に頭をつけ転覆中 

 例年になく暑い日が続き、雨の気配もない中、夜も寝苦しく、日中は水が早く傷み青水化が進みガスが多発する日々で、管理の方も大変な毎日が続いています。

 この暑さで体に変調をきたしたのか、左上の写真の2歳雄魚が立ち泳ぎをするようになってしまいました。よく見ると、親骨を後ろに流して、泳ぐときにも全く尾を左右に振ることが無く、胸鰭だけで進んでいる状態です。

 このような泳ぎを「幽霊」と呼ぶそうですが、このようになったきっかけが全く不明で、1週間前に突然にこのような症状が見られるようになり、徐々に悪化している感じです。

 残念ながら回復が見込めそうにないので、スペースの都合もあって、本日この魚は処分しておきました。

 また、左下の写真の3歳雌魚の方は、こちらも突然に体調を崩して、2日間ほど呼吸が荒かったのが治ると、今度は底面に頭をつけて常に転覆状態となってしまいました。

 洗面器に掬い上げて見ると、いつも底に擦っている部分が左目の上にあり、さながら「お岩さん」状態となっていました。

 この3歳雌魚は、今年の産卵で非常に良い子を出しているので、もうしばらく様子を見て、いよいよ立ち上がれないようであれば、こちらも上の当歳魚と同様に処分とする計画です。

2013年8月11日(日)
1鉢4尾
N(5/12孵化)のうちの1尾 H(5/4孵化)のうちの1尾

●モルタル丸鉢●
C:4尾
 (4/21孵化)
G:4尾
 (5/4孵化)
N4尾
 (5/12孵化)
J:4尾
 (5/7孵化) 
F:3尾
 (4/30孵化)
D1尾
 (4/30孵化)
I:5尾
 (5/4孵化)
H:4尾
 (5/4孵化)
I:4尾
 (5/4孵化)
  
 O-D15尾
 (7/1孵化)
  O-B14尾
 (7/1孵化)
 
 ●プラ丸鉢●  
 O-C10尾
 (7/1孵化)
  K:2尾
 (5/11孵化)

(26)2尾
(6/14孵化)
 ●モルタル丸鉢●
O-@:6尾
 (6/4孵化)
  O-A:6尾
(6/5孵化)
 
G:5尾
 (5/4孵化)
  H:4尾
 (5/4孵化)
●プラ丸鉢●
G:4尾
 (5/4孵化)
N3尾
 (5/12孵化)
Q1尾
 (5/17孵化)

 このところ、忙しい日々が続いているので、換水も遅れがちですが、選別も土日にしかできない状況です。

 そのため、当歳魚は毎週末に1鉢の尾数を1尾ずつ減らしていて、7/21に1鉢7尾に減らした後は、7/28に1鉢6尾に、8/4には1鉢5尾として、今日は1鉢4尾にまで減らしています。

 今年の当歳魚の成育は例年に比べてかなり遅れ気味ですが、出来も良くない状態で、秋の品評会に期待できそうな光る魚が見当たらない感じです。

 ここまでの結果を見ると、今年の産卵では、
G(5/4孵化)H(5/4孵化)I(5/4孵化)、N(5/12孵化)の4通りがいわゆる「当たり腹」だった感じで、雌親が共通しているところを見ると、この雌魚(8/9の日記の魚)のおかげのようです。

 今年の当歳魚は、何れも良い長所を見せる魚は多く出ていますが、欠点が既に目立っていて、品評会魚がほとんどいない状況になっています。

 今日の写真の当歳魚も、この4通りの中の当歳魚ですが、どちらも若干の癖があり、残念ながら今後は品評会が難しくなりそうな雰囲気を見せています。

2013年8月9日(金)
異常な暑さ
3歳雌魚(一昨年の交配:J

 8月に入っても寝苦しい夜が続き、水温は朝でも28℃、日中は35℃といった感じで推移しています。

 二歳以上の入っている80Lプラ舟は、3日と持たず水が青く濁るので、油断をすると夕方には各鰭にすぐにガスが入って、充血してただれる魚が出てしまう状況です。

 写真の3歳雌魚は、種用の雌親魚を4尾入れている140Lプラ舟の中の1尾で、今年の産卵では非常に良い働きをしているのですが、換水が1日遅れただけで、今日の夕方には写真の通りガスが激しく入って、水面で痛々しく浮かび勝ちになっていました。

 同時に鰓も傷めた感じで、少し開き気味になっています。

 全体的に今年は換水が遅れがちで、この猛暑で、当歳魚も鰓捲れが頻発しています。

 この猛暑のおかげで、2歳や親魚も鰭を傷めたり、鰓が捲れたりと、品評会用に出せる魚がいなくなりつつあり、大変厳しい状況となっています。

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