土佐錦魚日記「トサキンにっき」

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2008年6月28日(土)
雨の中の換水
モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:25尾(5/23)  F22尾(5/20  G30尾5/26 A22尾(5/11
H28尾5/26 K:30尾(5/27) J30尾(5/27  B:21尾(5/10) 

 梅雨らしい雨が続き、明日も一日雨の予報が出ている中、どの鉢もできるだけ換水したいところなので、今日は雨の合い間を縫ってFGJKの4鉢を換水しておきました。

プラ丸鉢● モルタル丸鉢 40Lプラ舟■
C12尾(5/11 N200尾(6/19) O500尾
(6/28)
P800尾
(6/28)
 D8尾(5/17

 また、一昨日選別したNのサイズアップが激しく、小さいサイズでの順調な成長を維持させるため、今日もさらに選別を行なって換水しておきました。
 今回も左右のバランスが異なるものをハネて、300尾から100尾を減らして200尾としています。

 OPは、朝には孵化がほぼ終わっていて、孵化した稚魚を見ると予想外に多く産ませていたようでした。

2008年6月27日(金)
長手の稚魚

 今朝は少し冷えて丸鉢で17℃、プラ舟で20℃の朝でしたが、日中はかなり暑くなり、丸鉢では31℃まで上がっていました。

 今朝の換水と選別では、
H(30尾→28尾)、K(35尾→32尾)、A(25尾→22尾)、B(22→21尾)と減らし、夕方にはCDを換水だけしておきました。

 左の写真はBで、昨日の丸手のLと比べると一目瞭然ですが、やや長手の稚魚です。
 体型的には雄親の影響が強く出たようで、やや長めの体に大きな尾が付いた魚で、その体型からか、鉢に沿って非常に良く泳ぐ魚です。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:25尾(5/23)  F25尾(5/20  G30尾5/26 A22尾(5/11
H28尾5/26 K:32尾(5/27) J35尾(5/27  B:21尾(5/10) 

 Hの稚魚は、他の鉢と比較しても、明らかに目先が短く顔が悪いようで、最終的に残るものは少なくなりそうな感じでした。

 また、卵であったOPは、予想通り一部が夕方には孵化をはじめていて、明日朝には全てが孵化しそうな感じでした。

2008年6月26日(木)
設備変更

 今朝の換水と選別は、L(30尾→25尾)、F(30尾→25尾)、J(40尾→35尾)の3鉢で、それぞれ5尾ずつ減らしておきました。

 写真はLで、丸手で腹出しの良さそうな感じが既にはっきりとしています。ハネは、どの鉢も左右の親骨の角度違いと尾を下げるものを抜いています。

 また今日は、
N孵化後7日目となり選別できるサイズとなったので、左右のバランスが異なるものを中心にハネて、370尾から70尾を減らして300尾とし、モルタル丸鉢を1個追加して移しておきました。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:25尾(5/23)  F25尾(5/20  G30尾5/26 A25尾(5/11
H30尾5/26 K:35尾(5/27) J35尾(5/27  B:22尾(5/10) 

 この40Lのプラ舟の空きに、昨日採卵したOを移して、Pとは別舟として、孵化に備えています。どちらの卵も、目と背骨がはっきりとしていて、明日には孵化しそうな勢いです。

プラ丸鉢● モルタル丸鉢 40Lプラ舟■
C12尾(5/11 N300尾(6/19) O500個
(6/25産卵)
P800個
(6/25産卵)
 D8尾(5/17
 稚魚の管理に目が行きがちな時期ですが、二歳以上のプラ舟でも、2〜3日おきの換水を継続して行なっています。
2008年6月25日(水)
今年最後の産卵

 今朝の水温は20℃とやや低めで、潮も小潮と条件は揃っていませんでしたが、写真の更紗の三歳雌魚が産みたそうな泳ぎを見せたので、腹を押して確認すると、非常に状態の良い飴色の数珠繋ぎの卵を勢い良く出したため、今年どうしても採りたかった最後の1尾でもあるので、念のため2尾の雄でそれぞれ採卵してみる事としました。

 いみじくも、昨年の最後の産卵と全く同じ、6月25日の採卵で、この掛け合わせは雌魚はI氏の魚、雄魚2尾は何れもO氏の純系となります。
 雌魚はご覧のとおりの腹で、いくらでも卵を出す状況でしたが、それぞれ500、800個ずつ採って止めて、腹内の残り2〜3千個の卵は、絞って流しておきました。


 稚魚の方は、Gを40尾から30尾に減らし、合わせて換水しておきました。
 ハネ魚は、尾の後が大きすぎて下げてしまうものがほとんどで、ハネるのが非常に非常に心苦しい感じでした。
 また、この鉢の稚魚は、先日兄弟魚をお送りしたI氏も仰っていましたが、親骨が長く、このサイズで既に反しとなる部分が目立つものが多いようで、雄親の影響が強く出ているように思われます。

 その他に、昨日はCを15尾から12尾に減らしています。こちらは左右の親骨の角度違いが主なハネの理由でした。

 

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:30尾(5/23)  F30尾(5/20  G30尾5/26 A25尾(5/11
H30尾5/26 K:35尾(5/27) J40尾(5/27  B:22尾(5/10)





プラ丸鉢● 40Lプラ舟■
C12尾(5/11 N370尾
(6/19)
O500個(6/25産卵)
P500個(6/25産卵)
 D8尾(5/17




2008年6月23日(月)
梅雨の晴れ間
モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:30尾(5/23)  F30尾(5/20  G40尾5/26 A25尾(5/11
H30尾5/26 K:35尾(5/27) J40尾(5/27  B:22尾(5/10)

 今朝は少し冷えて、丸鉢では18℃、プラ舟で20℃でした。
 風の強い一日で、日中も水温はそれ程上がらず、24℃まででした。


 今日の換水と選別は、Hを40尾から30尾に、Kを65尾から35尾に、Jを65尾から40尾にしておきました。
 Hは平付けの尾ながら尾芯付近だけが摘んだようになっているものが多くこれを中心にハネて、Kは親骨の左右の微妙な角度違いと尾の後ろが小さく尾先が尖るものを中心にハネ、Jは良いものを抜き出したので開きすぎと左右の角度違いを思い切ってハネています。

2008年6月22日(日)
ブラインシュリンプのフィルター

 梅雨らしく、午前中は降ったり止んだりの雨、一転して午後には強い陽射しで、丸鉢の水温は28℃まで上がっていました。

 昨日と今日は、ほぼ一日中世話が出来たので、最後に孵化した稚魚Nには、孵化2日後の給餌開始からの2日間、1日3〜4回のブラインシュリンプを与える事が出来て、見違えるような成長で急に大きくなっています。

 左上の写真は、飼育開始からずっと使い続けているフィルターで、直径は500mlのペットボトルにちょうどはまるサイズです。
 ブラインシュリンプの給餌の際、エアーを止めて静止させた後、沈んだ幼生と塩水を分離するのに用いていますが、写真右のとおり、綺麗に濾しとることが出来ます。
 フィルターを通過するものも極わずかで、非常に丈夫で使いやすく重宝しています。
 以前購入したホームセンターでは取り扱わなくなっていたので、先日通販で購入しておきました。送料の方が1個の価格よりはるかに高いので、多めに5個を購入しています。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:30尾(5/23)  F30尾(5/20  G40尾5/26 A25尾(5/11
H40尾5/26 K:65尾(5/27) J65尾(5/27  B:22尾(5/10)

 今日の選別は、Lを40尾から30尾に、Fを38尾から30尾に、Gを42尾から40尾にしています。LGは親骨の張りが左右で微妙に異なるもの、Fは尾を下げたものを中心にハネています。

 うちの丸鉢の稚魚は、産卵が遅かったので、いずれも孵化後1ヶ月前後ですが、ようやくどの鉢でも縁に沿ってグルグルと泳ぎだしてきました。

2008年6月21日(土)
雨の合い間の換水、タマミジンコ自家培養のすすめ

 ここ数日は、梅雨らしい日が続いて、今朝から降ったり止んだりの天気の中、合い間を縫って二歳以上のプラ舟を全換水しておきました。

 換水前には、プラ舟のコケも黒っぽくなるほど激しく付いていて、出来るだけ早めの換水がしたいところでしたが、ようやく今日行なう事が出来てホッとしています。

 どうしても丸鉢の換水を優先してしまい勝ちのこの時期ですが、雨が続くため、換水をあまり遅らせると病気も出やすい時期です。

 換水後には、特に底なしの食欲を見せるので、欲しがるだけ与えて量が過ぎないようにも注意が必要です。

プラ鉢左2個がリセット後に復活の鉢 水面で渦を巻くタマミジンコ
4月から無換水で採り続けている鉢 発泡スチロール箱でも順調に培養

 右の写真は、今朝6時半のタマミジンコの培養鉢の様子です。
 2週間前にリセットした鉢でも爆発的に増えてきて、どの鉢でも早朝と夕方には水面で渦巻くようになっています。

 うちのタマミジンコの培養は、元水に2〜3日間2歳以上を飼育したプラ舟の古水で、若干緑色に見える程度のごく薄い青水を用いています。

 種としては、約1gの生体を入れ、2週間前後経つと、朝夕各1g程度/鉢の採集が出来るようになります。

 餌は、毎日朝夕のドライイーストを各鉢1gを基本として、発生量を見ながら加減して与えます。

 鉢は、終日陽が当たる場所に幅12cmの板をかけて置き、雨は入り放題としています。

 容器によって湧き方が異なる傾向があるようで、プラ鉢は立ち上がりが早くピークは早く来るが継続性が悪い、モルタル丸鉢では立ち上がりまでが緩やかだが安定すると非常に長持ちする、発泡スチロールは立ち上がりがやや遅いように感じています。

 また、順調に採集が継続する場合には卵が水面に浮く事がなく、これが浮くようになるとリセットを考えた方が良いようです。

 今日までは、継続して採取できている丸鉢1個で、(イトミミズとの併用なので1日1回分ですが、)6鉢分をまかなっていましたが、明日からは全鉢で給餌が出来そうな感じです。

2008年6月20日(金)
雨の中の換水と選別
モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:35尾(5/23)  F38尾(5/20  G42尾5/26 A25尾(5/11
H40尾5/26 K:65尾(5/27) J65尾(5/27  B:22尾(5/10)

 今朝から降ったり止んだりの雨、丸鉢はイトミミズの給餌等で限界に来ているものもあったので、昨日の1鉢を除く全ての丸鉢で、雨の中の換水を行なっておきました。

 あわせて、いくらか選別も行なって、朝の換水では以下の5鉢を換水して選別しておきました。

 Lは、尾芯を下げたものなどをハネて、40尾から35尾に、
 Fは、尾を振っているものを中心にハネて、46尾から38尾に、
 Hは、親骨を片方につっているものが多く、これを多量にハネて、100尾から42尾に、
 Kは、全体的に後ろが小さい腹ですが、親骨の角度が左右で異なるものをハネて、95尾から65尾に、
 Jは、ハネるのが難しいほど良く揃って良い尾型をしていましたが、無理やりに、後が狭く尾の角度が狭く尾芯が立ち気味なものをハネて、95尾から65尾にしています。

プラ丸鉢● 40Lプラ舟■
C15尾(5/11 N270尾
(6/19)
 D8尾(5/17

 夕方の換水では、ABCについて、尾の左右の狂いなどを中心に、順に5尾、3尾、5尾をハネ、Dは摘みの1尾をハネて8尾にしています。

2008年6月19日(木)
雨の中の換水

 今日は、雨の降る中、水温は22℃、イトミミズの給餌開始と雨の降り込みで、水には傷みの兆しが見られました。

 降雨中の換水は困難なので、今日は写真のGの1鉢を換水したのみとしています。


 この鉢の稚魚は、総じて尾筒が太く、後ろも大きいものが多く、ハネを選ぶのにも苦労しましたが、この度は摘み気味で尾芯が高いものや、尾を下げているものを6尾ハネて、48尾から42尾にしておきました。

 また、16日に採卵したNは、3日で孵化となり、今日の夕方には孵化が完全に終わっていて、370尾の稚魚がいました。
 今回はネットに産卵させ、40Lのプラ舟の中に琺瑯洗面器を浮かべ、その中にメチレンブルーを一滴垂らせて孵化させてみました。
 水量が少ないのですが、以前も行なった通り、今回も何の問題もなく孵化にいたっています。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:40尾(5/23)  F46尾(5/20  G42尾5/26 A30尾(5/11
H100尾5/26 K:70尾(5/27) J80尾(5/27  B:25尾(5/10)

 孵化までの間は、遮光と保温を期待してもう1個のプラ舟を重ねて、無加温としていましたが、22℃〜28℃の水温の推移となっていました。


プラ丸鉢● 40Lプラ舟■
C20尾(5/11 N370尾
(6/19)
 D9尾(5/17
2008年6月18日(水)
イトミミズ給餌開始

 今朝の水温は22℃、薄曇りの天気でしたが、今日も日中は結構水温が上がって28℃までになっていました。

 写真は先日の研究会で採集したイトミミズで、小さく見えますが実際はテニスボール大のサイズです。天然ものは完全な球状に塊り、長持ちするので、重宝しています。
 実は、5月の研究会で採集したもの(分離後にソフトボール大のサイズ)が、別にまだ残っていましたが、こちらは二歳以上に与えて、もう残りわずかとなっています。
 どちらも、わずか1.5Lの泥を採取して持ち帰り、1日で分離したものだけを集めたものですが、写真の通りきれいに分離できて、思いの他多く得られています。

 一昨日から試験的に稚魚の一部に与えて、給餌量と尾数の感じを確認できたので、今日からは全ての稚魚に与えています。
 稚魚は腹が十分に膨らむほど食べていますが、与えすぎは避け、完食後は丸鉢の縁を回る程度の量で給餌しています。

 サイズ的にはもう少し早くから切り替える事もできましたが、タマミジンコが十分に培養できている事もあって、これまで切り替えを遅らせてきましたが、夕方の陽が長くなった事もあって、現在では7時20分までは明るい状態となり、夕方6時過ぎのイトミミズの給餌でも食べ残す心配がなくなってきたので、今日から切り替える事としています。

2008年6月17日(火)
梅雨?

 梅雨前線が南に停滞しているためか、このところの朝の水温は20℃と安定しています。今日は昨日に続いて少し曇りがちな空模様とはいえ、陽射しは非常に強く、日中は丸鉢で30℃を超え、プラ舟も28℃まで上がる状態となっていて、梅雨入り以降ずっと梅雨らしくない気候が続いています。

 昨日、設置し直した飼育設備は左の写真のとおりで、稚魚の飼育を優先して80Lプラ舟を1個片付けて5舟とし、モルタル丸鉢を8個、プラ丸鉢を2個設置して、夏仕様となっています。


 さて、昨日産卵したNの卵は、無加温状態ながら、夜間22℃、日中27℃の水温となっていて発生が早く、夕方には目や背骨の確認できるほどに進んでいました。
 この状態が続くと、早ければ明日中には孵化するかもしれません。

2008年6月16日(月)
最後の採卵・・・?

 今朝は18℃の水温で、昨日から産みたそうにしていた写真の二歳雌魚(昨年の@)が産卵しました。
 今いる稚魚が、昨日やっとブラインシュリンプを卒業し、飼育スペースも限界を超えているので、あまり採りたくはなかったのですが、どうしても採っておきたい雌魚だったので、(この雌の他に、今年採りたかった雌があと1尾いますが・・・)、おそらく今年最後にするつもりで採卵しておきました。

 今朝は、この雌の他に4尾の雌が卵をこぼしましたが、採卵せずに放置しています。

 昨年の最も遅い採卵は6/25で、この時の稚魚を品評会に出している事もあって、今回の産卵も遅い時期にはなりましたが、秋にはそれなりの姿にはなるだろうと思っています。
 このNで掛け合わせた雄も二歳で、試し採りなので400個ほどの採卵としています。

モルタル丸鉢(日付は孵化日)
L:40尾(5/23)  F46尾(5/20  G48尾5/26 A30尾(5/11
H100尾5/26 K:70尾(5/27) J80尾(5/27  B:25尾(5/10)

 また、今日は飼育設備の再設定を行なって、プラ舟を片付けたり、丸鉢を追加したりして、右の表のように配置も換えています。

プラ丸鉢● 40Lプラ舟■
C20尾(5/11 N卵 400個
(6/16産卵)
 D9尾(5/17

 合わせて、L(75尾→40尾)、F(50尾→38尾)、J(100尾→80尾)、に選別しています。
 Lは前回の選別でも摘みが非常に多かったのですが、今回もほぼ全てを摘み気味のものでハネています。
 Fは尾の後が大きいのですが、この大きさに耐えられず下げるものや桜が多く、これをハネています。
 Jは非常に粒揃いで、尾筒が太く、丸手の雰囲気で、尾はやや小さめながら尾肩の折れが良く、左右の微妙な違いをハネただけで、今後が楽しみな感じです。
 
 他に、A(50尾→30尾)、B(50尾→30尾)、C(50尾→20尾)にしています。この3鉢はどれもサイズにばらつきが大きく、餓えたために互いの尾を突きあって尾芯や親骨が欠損しているものがほとんどで、期待も薄いので、プラ丸鉢に降格の扱いとしています。

 また、昨日の研究会の内容を、研究会活動報告」のページに追加しておきました。

2008年6月15日(日)
「選別済み稚魚分譲会」

 今日の研究会は、稚魚の分譲に加えて、6月の飼育の確認と、互いの情報交換を行なう内容で、会員15名の参加で行なわれました。

 稚魚の分譲は、22鉢分が分譲された前回の研究会で各自の飼育設備も一段落しているのか、今回は7鉢分と分譲希望は少なめでしたが、特に選別済みの分譲魚はサイズも大きくなっており、極めて高いレベルの資質を持つ魚が出品され、皆を驚かせていました。

 写真右は、支部長の飼育状況見学時に、鉢から無作為にすくい上げた当歳魚で、綺麗な体型で目先が尖り、尾筒もしっかりとして、何よりこのサイズで「土佐錦魚の形」をしていることに驚きでしたが、どの鉢も同様に腹がしっかりと出て高いレベルで安定して揃っていることが印象的でした。

 詳細については、後日「研究会活動報告」のページに記事を追加する予定です。 

2008年6月14日(土)
明日は研究会

 今日は明日の準備で、一日が過ぎようとしています。お送りする稚魚と分譲する稚魚について、あらためて目を通してみましたが、外に出す魚についてはいい加減なものは出せないので、選別の目も厳しくなり、自然と時間もかかりますが、いつもよりさらにじっくりと見る経験は、今後にも大きなプラスになりそうです。

 ただ、明日に間に合わせるための最終選別は今日中には終えることが出来ず、明日の朝も続きを行なう予定です。今日はGを終えることが出来て、600尾から良いものを350尾抜き出して、他は処分しておきました。

 昨日はMから200尾を抜き出しましたが、明日はHから200尾以上を抜き出さねばならず、研究会に遅れないように荷造りや準備などバタバタしそうです。

2008年6月13日(金)
研究会での稚魚の分譲

 今日の選別はKを250尾から180尾ハネて70尾まで減らしておきました。選別の遅れを取り戻すような急な選別ですが、50尾でも良いほどのサイズなので、特に不安もなく、数が減ってようやくすっきりとしてきました。

 また、Mを400尾から200尾を良いものを抜き出して、半数に減らしています。

モルタル丸鉢(日付は孵化日) 40Lプラ舟■
L:75尾(5/23) C50尾(5/11 F50尾(5/20 G300尾(5/26
B:50尾(5/10) A50尾(5/11 J100尾(5/27 G300尾5/26

 I氏から依頼されていた稚魚は、写真のI氏から送られた三歳雌魚を使って、GHMのペアでそれぞれ十分な稚魚が得られたので、各200尾程度を日曜日にお送りすることとなりました。

 

■80Lプラ舟■ プラ丸鉢● 発砲箱
H400尾
5/26
F50尾(5/20 K:70尾(5/27) M200尾
(5/26)
G50尾5/26 D9尾(5/17

 これまでの選別でも、特に揃いが良く、今後に期待が持てる魚ばかりで、うちにも各50尾を置いておくつもりですが、さらに余剰となる部分は、日曜日に行なわれる「稚魚分譲研究会」に分譲稚魚として出すこととなりました。

 (トサキン保存会西日本支部の会員の皆様へ)
 分譲に出す稚魚は、50尾を1セットとして、Gを3セット持って行くつもりです。会員の方限定で希望を受け付けます。分譲を希望される方は、メール等でお知らせ下さい。(希望が重なる場合には調整を行ないます)

2008年6月12日(木)
梅雨入りの翌日は・・・真夏日

 「昨日の梅雨入り宣言の翌日となる今日の広島は、日中の気温が30℃を超して真夏日となった」とニュースで伝えていました。

モルタル丸鉢(日付は孵化日) 40Lプラ舟■
L:75尾(5/23) C50尾(5/11 F50尾(5/20 G300尾(5/26
B:50尾(5/10) A50尾(5/11 J100尾(5/27 G300尾5/26

 今朝の水温17℃が、日中はプラ舟が80Lで28℃、40Lで32℃まで上がっていました。
 梅雨時期の急な陽射しは油断大敵で、丸鉢に今日は板を掛けていませんでしたが、特に異常もなく無事過ごしています。

■80Lプラ舟■ プラ丸鉢● 発砲箱
H400尾
5/26
F50尾(5/20 K:250尾(5/27) M400尾
(5/26)
G50尾5/26 D9尾(5/17

 今日の選別では、Jを200尾から100尾にしています。この鉢の稚魚も非常に大きい良い形の尾を持っており、今後が楽しみな鉢となっていました。

 また、H
がサイズアップで非常に窮屈になりすぎてきたので、これを1000尾から400尾まで、一気に減らしています。
 この稚魚も良い尾形をしたものが多く、揃いも良かったので、選別は不正魚の抜き取りで行ないましたが、終わってみるとハネた方が数が多く、良いものの拾い上げの方が効率が良かったようです。
 ハネの多くは尾芯のつまみがあるもので、無加温で孵化させた弊害でフナ尾も結構いましたが、思った以上に数が残ったので、十分すぎる数と言えます。

2008年6月11日(水)
梅雨入り

 広島では今日梅雨入り宣言があり、午後からは雨、朝の丸鉢の水温21℃が夕方も同じで、湿度の高い蒸し暑い一日でした。

 自然界では、降雨によってミジンコが流され、激減することがよくありますが、うちでは、降雨後は降り込んだ雨が良い影響を与えるのか、かえって増えるように感じています。

 写真は今日の早朝、タマミジンコの培養丸鉢の水面を撮ったものです。この鉢は非常に多くの数が毎朝夕に採れていて、なんと、この1鉢で現在は7鉢分の稚魚をまかなえています。

 現在、一回に1鉢に与えるミジンコの量は、小指の爪ぐらいの塊を目安にしています。

 昨日は選別と換水を十分に行なっていたため、今日は天気も良くなかったので選別は休息として、朝夕の給餌だけの管理にしています。

2008年6月10日(火)
選別と換水

 今日も一日曇天で、朝は18℃の水温でしたが、昼には丸鉢の水温は32℃まで上がり、プラ舟も28℃まで上がっていました。
 魚も非常に活発に泳ぎ、明日以降は広島では雨天が予想されていますが、それまでのつかの間の成長を満喫している感じで、稚魚も日に日に大きくなっています。

モルタル丸鉢(日付は孵化日) 40Lプラ舟■
L:75尾(5/23) C50尾(5/11 F50尾(5/20 G300尾(5/26
B:50尾(5/10) A50尾(5/11 J200尾(5/27 G300尾5/26

 ただ、この陽気で水の傷みも急に進んでいて、数日前に換水した丸鉢が何れも換水が必要となっていたため、選別を合わせて行いながら、ABCFを2鉢、計5鉢を換水して、各50尾までに減らしています。

■80Lプラ舟■ プラ丸鉢● 発砲箱
H1000尾
5/26
F50尾(5/20 K:250尾(5/27) M400尾
(5/26)
G50尾5/26 D9尾(5/17

 また、昨日に続いて、もう一つ残っていた40Lプラ舟のGを、400尾から100尾減らして300尾としています。
 こちらの舟は昨日と同腹ながら、1回目の選別で先に掬い取った稚魚が入っているため、昨日の舟よりはるかに質が高く、粒揃いでハネを探すのが苦しいほどのレベルで残せています。
 ただ、飼育容器に対する尾数が多すぎるので、サイズがばらついて来たため、大き目のもの50尾をプラ丸鉢に移しています。 

2008年6月9日(月)
作業効率と選別網、タマミジンコ培養丸鉢のリセット

 今日も曇天で、ここ数日はいかにも梅雨入りしたような天気ですが、おかげで朝の水温は18℃、昼には24℃程度と、安定した推移をしています。

 今年は非常に多くの稚魚を、短期間に選別している感じがしますが、昨年までの選別網(左の写真右下)に代えて、今年は
1.2mm亀甲目(同写真左上)の網にして、非常に楽に稚魚がすくえ、効率が良くなっています。
 ともに3cm直径のものですが、見た目でも分かるように色が透明に近く、目が大きい事で水の抵抗も少ないため、水中で稚魚に気付かれにくく、容易にすくえるので助かっています。
 ちなみに、この網は、昨年の「トサキン保存会西日本支部」の品評会の参加賞です。

 今年の稚魚の餌は、自家培養のタマミジンコが驚くほどの数が安定して採れているので、1鉢に85尾以下としているものには、ブラインシュリンプの後は完全に自家培養タマミジンコだけでまかなえています。
 この自家培養のタマミジンコは、稚魚が増えて飼育容器がなくなってきたため、どんどん数を減らして、今日現在は3鉢としています。
 実際はこのうちの1鉢(右写真中央上)でほとんど全てをまかなっていたので、水が傷んで増殖速度が極端に悪くなった2鉢(手前2鉢)をリセットしています。

 今日の選別は、プラ丸鉢を1鉢行なって、Kを400尾から250尾に減らしています。この鉢はあまり数が多く入っていなかったこともあり、大きさにバラつきが少なく、そこそこのレベルといった感想です。

モルタル丸鉢(日付は孵化日) 40Lプラ舟■
L:75尾(5/23) C85尾(5/11 F60尾(5/20 G400尾(5/26
B:85尾(5/10) A65尾(5/11 J200尾(5/27 G300尾5/26

 また、他に水が若干傷んできたGを、換水を兼ねて1舟だけ軽く減らしています。こちらはフナ尾や奇形、左右のゆがみと尾芯のつまみだけをハネて、400尾から300尾にしています。


80Lプラ舟 プラ丸鉢● 発砲箱
H1000尾5/26 F60尾(5/20 K:250尾(5/27) D9尾(5/17 M400尾(5/26)
2008年6月8日(日)
選別三昧・・・。

 今日の水温は18℃から24℃、薄曇りで選別日和で、朝から選別に次ぐ選別でした。

 写真はL
で、120尾から75尾に減らしています。親骨が太く尾肩がしっかりと湾曲しており、大きな後と太い尾筒で、非常に将来が楽しみな稚魚ばかりですが、非常に尾芯を摘んでいるものが多い腹で、一度に半数までに減らしています。

 また、Aも140尾から60尾に一気に減らしましたが、親骨の片側が折れて無くなっているものが多く、すくい上げるときの怪我か、他の稚魚に尾を突つかれているのかはわかりませんが、比較的に親骨が弱いのかもしれません。

モルタル丸鉢(日付は孵化日) 40Lプラ舟■
L:75尾(5/23) C85尾(5/11 F60尾(5/20 G400尾(5/26
B:85尾(5/10) A65尾(5/11 J200尾(5/27 G400尾5/26

 Jについては、丸鉢に1,000尾も入っていて、なかなか大きくならないので、まだ尾の形がやっと見える程度の小さなサイズでしたが、無理やりに良いもの200尾を抜き出して減らしておきました。

80Lプラ舟 プラ丸鉢● 発砲箱
H1000尾5/26 F60尾(5/20 K:400尾(5/27) D9尾(5/17 M400尾(5/26)

 その他には、余ったブラインシュリンプを適当に放り込むだけの放任管理で5/26の孵化から発泡スチロールの箱で飼育していた、Mを750尾から400尾にしています。この稚魚は、卵(800個)を琺瑯洗面器に産ませたままを放置して、自然の温度で孵化させ、さらに孵化後3日間も洗面器でそのまま放置したという苛酷な環境で過ごさせたものですが、小さすぎてこれ以上は減らせないサイズながらも、尾も大きく思いの他良さそうな感じでした。

2008年6月7日(土)
今日も選別
モルタル丸鉢(日付は孵化日) 40Lプラ舟■
L:120尾(5/23) C85尾(5/11 F60尾(5/20 G400尾(5/26
B:85尾(5/10) A140尾(5/11 J1000尾(5/27 G400尾5/26

 朝の水温は20℃で安定していて、丸鉢の稚魚はもう何の心配もなく、毎日朝を迎えています。
 水温の上昇とともに水の傷みも急に早くなるので、選別と換水がさらに重要となりますが、選別はまだまだ多く残っており、今日も選別を行なっています。

80Lプラ舟 プラ丸鉢●
H1000尾5/26 F60尾(5/20 K400尾(5/27) D9尾(5/17

 今日の選別では、Cを220尾から85尾まで減らしています。この鉢は尾芯が高く後が尖ったようになるものが目立つので、あまり期待できそうにないようです。

 また、F
を200尾から120尾に減らして2鉢に分けておきました。こちらは尾を左右どちらか一方に振っているものが多いのですが、尾が大きく、残したものの成長が楽しみな感じでした。

2008年6月6日(金)
選別、選別

 今日も暖かい朝で、丸鉢の水温は18℃、プラ舟では20℃となっていました。

 選別遅れの稚魚が数多く残っているので、今朝は朝5時前から1時間半、夕方1時間半の選別で、出来るだけ減らしています。

 Hは700尾と600尾に分けていましたが、この合計からフナ尾と奇形を中心に300尾をハネて1000尾として、1つにまとめて80L舟に移しています。

 また、Gの1000尾は200尾をハネて、800尾を残して40Lに400尾で2つのプラ舟に分けて入れています。
 写真は選別後のGのうちの1舟で、サイズのばらつきが選別遅れを物語っていますが、これでもまだ多すぎるほどです。
 この腹は久しぶりに良い稚魚が揃っていて、選別で一気に数を減らすのは無理なようでした。

モルタル丸鉢(日付は孵化日) 40Lプラ舟■
L:120尾(5/23) C220尾(5/11 F200尾(5/20 G400尾(5/26
B:85尾(5/10) A140尾(5/11 J1000尾(5/27 G400尾5/26

 昨日はBを200尾から85尾まで減らしていますが、こちらは良い稚魚が少なかったので、1回の選別でかなり減らしています。
 ただ、残したものについては、良い尾形をしていて、こちらも将来が楽しみな感じでした。

80Lプラ舟 プラ丸鉢●
H1000尾5/26 K400尾(5/27) D9尾(5/17

 
2008年6月4日(水)
選別遅れ
G900尾(5/26孵化 H600尾5/26孵化

 今日は暖かい朝で、水温は丸鉢でも18℃、プラ舟では20℃となっていました。

 今年は今の時期の小さな稚魚の数が多く、非常に選別が滞っていますが、今朝Aを240尾から140尾に減らしておきました。
 この鉢には、前回の選別ではあまり感じませんでしたが、今回改めて見ると、少しは良さそうな魚もいるようで、次の選別が楽しみな鉢でした。

 今日の写真は何れも40Lプラ舟に入れている稚魚で、左のGはざっと見て900尾程度はいる感じです。
 出来るだけ早く鉢を分けるべきところですが、設備上の都合で、いまだにこのような超過密状態が続いていて、大きさにもバラつきが生じている状況です。

モルタル丸鉢(日付は孵化日) 40Lプラ舟■
L:120尾(5/23) C220尾(5/11 F200尾(5/20 G1000尾(5/26
B:200尾 (5/10) A140尾(5/11 J1000尾(5/27 H600尾5/26

 さらに過密状態であったプラ鉢Hは、7:6程度の比率で2つに分けたものが左上右の写真で、これ位の密度であれば、生育の揃いも良く安心なので、これにならって週末には過密状態となっている鉢を全て選別し、成長するための飼育容器の調整やスペースの確保を実施する予定です。

プラ丸鉢●
H700尾5/26 K400尾(5/27) D9尾(5/17
2008年6月2日(月)
タマミジンコの安定供給

 今朝は今にも雨が降りそうな曇天で、水温も比較的高く18〜20℃ありました。その後、朝から雨が降り続いたため、日中も余り上がらず、夕方の水温も23℃となっていました。

 今日の写真は、タマミジンコを培養しているプラ丸鉢です。
 ここ数日は早朝と夕方には水面に浮かんで渦を巻くほどに数が増えていますが、200尾以下にした5鉢の稚魚には主食として毎回与えているため、数の安定確保には少し不安も感じています。

 ちなみに、このようなミジンコ増殖用の丸鉢は以前は8個セットして培養を行なっていましたが、現在では、卵や稚魚に次々に鉢を取られて、屋上には4個があるのみとなっていて、かろうじて毎朝夕必要な量を確保できている状態です。

 また、ミジンコ培養用の鉢は、何れも4月当初から換水をほとんど行なっておらず、中には一回も行なっていない丸鉢もあるほどですが、その最も古い鉢が、現在の一番大量が期待できる鉢となっています。

2008年6月1日(日)
選別、選別
モルタル丸鉢(日付は孵化日) 40Lプラ舟■
L:120尾(5/23) C220尾(5/11 F200尾(5/20 G1000尾(5/26
B:200尾 (5/10) A240尾(5/11 J1000尾(5/27 H600尾5/26

 今日から6月ですが、朝の水温は12℃とかなり冷え込みました。
 日中は28℃まで上がり、十分すぎる夏日で、稚魚の成長も日一日と目立ってきています。

プラ丸鉢●
H700尾5/26 K400尾(5/27) D9尾(5/17

 今日の選別はLを500尾から120尾に減らしています。尾の形が判別できるぎりぎりのサイズで、ABCFよりまだかなり小さく、早すぎるほどの選別でしたが、今年は採卵の時期が集中して多量に小さな稚魚を抱えてしまったのでブラインシュリンプが常に不足気味になっていて、成育にもバラつきが生じているので、特に初期の選別は出来る時に出来るだけ行なうようにするつもりです。

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